丹沢・大山 歴史街道ものがたり デジタルアーカイブ

産業能率大学 丹沢・大山 歴史街道ものがたり デジタルアーカイブ
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歴史と文化 ~信仰の山に集う人々の想い~

大山灯籠

秦野市鶴巻地区下部

夏山「大山道の灯籠のある風景」(秦野市鶴巻地区)

秦野市鶴巻地区下部(しもぶ)保存会による夏山時期の灯籠組み立てと灯火の活動

●夏山期間:7月25日~8月18日 (明和6年(1769年)建造、文政5年(1822年)再建)


 かつて、夏山の時期になると大山に繋がる道の辻には灯籠を立て、夜道を歩いて大山へ向かう人々の道標としていた。この風習は、伊勢原市の小稲葉等の一部の地域や大山道のある世田谷区や川崎市の一部に現在も残っている。また、埼玉県上尾市等の「講中」が数多くあった地域に於いても同様な風習が受け継がれている。夏の夜道を照らす灯籠は、道標としての役割だけではなく、人々を見守る大山への献灯の意味もあったようである。