丹沢・大山 歴史街道ものがたり デジタルアーカイブ

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歴史と文化 ~信仰の山に集う人々の想い~

お花講

 夏山の初日(7月27日)に、日本橋小伝馬町界隈の職人(指物師や家具関係の職人集団)を中心に組織された「お花講」は、夏山開きの行事として、大山山頂への木戸(登拝門)の開扉を行う。

 現在、お花講の講中は、前日(7月26日)の午後に先導師旅館「景弓(かげゆ)旅館」に集合して、7月27日午前2時に旅館を出発し、約4時間かけて山頂を目指す。かつてはこのときに開扉の行事が行われていたが、現在は山頂より下山した後、改めて午前9時頃から開扉の儀式を行う。

 午前9時に下社下の広場に隊列を組んだ講中は、「散華、散華、六根清浄、散華だ、散華だ、六根清浄、お山は晴天、六根清浄」などと掛念仏を唱え登拝門へ向かう。登拝門の前で神主のお祓いを受けた後、門の鍵を開け、講元を先頭に六根清浄を同様に唱えながら階段を登る。その後、下社拝殿において正式参拝を行い、倭舞、巫子舞を奉納する。

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