図書館には図書、雑誌、神奈川資料、新聞、視聴覚資料、インターネットといったたくさんの情報のとびらがあります。そのとびらを開いて、時事的な話題を複合的な視点から紹介します。

No.185 劇場文化のゆくえ (2025年3月発行)
劇場の休館、閉館が続いています。神奈川県民ホールは施設老朽化のため令和7年3月31日をもって休館します。東京では国立劇場が令和5年10月末からすでに再整備等事業のため閉場しており、帝国劇場は建て替えのため令和7年2月28日をもって休館しました。相次ぐ劇場のクローズに、積み重ねられてきた劇場文化を次世代へつないでいく方策が求められています。
東宝は令和7年1月16日に帝国劇場の建て替え計画の概要を発表。建築家で法政大教授の小堀哲夫氏を迎え、初代と現在の帝劇独自の特徴を軸に、更に発展させた劇場を計画しています。