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イギリスのエリザベス女王が、9月8日、96歳で亡くなりました。1952年に即位後、70年に渡って在位し「開かれた王室」を目指しました。テレビやインターネットなどでもお姿を目にする機会は多く、公務はもとより、カラフルでファッショナブルな装いに目を奪われたことも一度や二度ではありませんでした。一方で、ダイアナ妃をはじめとする王室スキャンダルには苦慮していたといいます。亡くなる2日前にはトラス新首相と面会したばかりでした。

今回は、当館の所蔵資料から、イギリス国民と王室に人生を捧げたエリザベス女王、イギリス王室を紐解く資料をご紹介します。

雑誌のとびら

雑誌Newsweek表紙
『エリザベス女王とその時代』 Queen ElizabethII 1926-2022

「NEWSWEEK〔日本版〕」2022年9月20日号 37巻36号(通巻1808号) Z051/197 <305329831>

巻頭グラビア、8ページから9ページまで、18ページから31ページまで

「英国史を生きたエリザベスの96年」と題し特集を組んでいます。記事には「歴代の首相に寄り添って」「ダイアナ死去で犯した間違い」「チャールズ新国王への逆風」などがあります。また、「伝統と改革とユーモアの女王」として、エリザベス女王の人生を写真で綴っています。最後に「彼女なき英国と王室はこう変わる」として、葬儀の段取り、新国王チャールズの力量、王子たちの将来などエリザベス2世去りし後のこれからを徹底予測しています。

雑誌週刊朝日表紙『エリザベス女王の崩御』 世界に愛されたエリザベス女王

「週刊朝日」2022年9月23日-30日合併号 127巻45号(通巻5799号) Z051/47 <305329823>

巻頭グラビア、22ページから25ページまで

巻頭グラビアでは、エリザベス女王の生涯を写真で紹介しています。1953年のウェストミンスター寺院での戴冠式後の様子や1975年初めての日本訪問、2012年に即位60周年祝賀コンサートでエルトン・ジョンと握手をしているシーンなどがあります。 特集ページでは、「世界に愛されたエリザベス女王 幾多の危機を乗り越え、全人生を英国民に捧げた」としてエリザベス女王の歩みを辿っています。

追悼 エリザベス女王 ‟1トン"の冠をかぶって

週刊文春 64巻36号2022年9月22日 Z051/196 <305329781> 巻頭グラビア

この他にも『Der Spiegel』(2022.10/9 Nr.37 Z054/S)、『TIME』(2022.9.26/10.3 Z053/T)、『The Economist』(2022.9.17―23 Z330/E)、『The New Yorker〔USA〕』(2022.9.19 Z053/N)、『L'Express Internationl〔FRA〕』2022.9.15-21 Z055/E ) の洋雑誌に特集記事が掲載されています。表紙は、すべてエリザベス女王です。

新聞のとびら

エリザベス英女王死去 英国最長在位70年 チャールズ国王即位

毎日新聞 2022年9月9日夕刊 1ページ、6ページ、7ページ

2022年9月10日朝刊 1ページ、3ページ、10ページ

エリザベス英女王死去 96歳 歴代最長在位70年

読売新聞 2022年9月9日夕刊 1ページから3ページまで、9ページ

2022年9月10日朝刊 1ページから3ページまで、7ページ、20ページ、21ページ、25ページ、37ページ

図書のとびら

女王陛下のお愉しみ 競馬はいかにエリザベス女王を虜にしたか

ジュリアン・マスカット著/合田直弘訳 日本競走馬協会 2017年 289.3/2281 <22980809>

明仁皇太子エリザベス女王戴冠式列席記

波多野勝著 草思社 2012年 288.41/99/ <22603781>

肖像画で読み解くイギリス王室の物語

君塚直隆著 光文社 2010.9 288.49/152 <22451462>

イギリス王家

キャサリン・ホーア著/ガーナ―麻穂訳 学芸書林 2011年 288.49/155 <22555312>

図説イギリス王室史

ブレンダ・ラルフ・ルイス著/高尾菜つこ訳 原書房 2010年 288.49/149 <22429591>

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