今年度1回目のWikipediaブンガクが4月19日(日)に開催されました。
今回のテーマは「吉屋信子」です。
当館では、共催イベントとしてウィキペディアの記事を執筆するイベントを行ってきました。図書館とウィキペディアの関係については、2024年4月に開催された「Wikipediaブンガク11 橋本治」についての記事をご覧ください。
今回は、神奈川近代文学館で開催された特別展「生誕130年 吉屋信子展 シスターフッドの源流」に合わせて、ウィキペディア上の吉屋信子に関係する記事を執筆しました。
吉屋信子といえば、少女小説というジャンルを確立した作家であり、女性読者から熱烈な支持を受けました。また、同性愛や女性同士の関係を描いた作家としても知られ、自身も同性のパートナーと生涯を共にしています。しかし、そのパートナー「門馬千代」についてはWikipedia上ではわずかな言及があるのみでした。今回は「吉屋信子」の記事に「門馬千代」のほか、「建築家・吉田五十八と吉屋信子邸」などの節を追加し、加筆を行いました。また、吉屋信子が初代会長を務めたとされる「女流文学者会」、活躍したジャンルである「少女小説」、さらにその関連で「少女画報」「少女雑誌」などの記事についても加筆修正を行いました。
各記事について、具体的にどの部分が本イベントで加筆されたのかについては、ぜひ各ページの「履歴を表示」よりご確認ください。4月19日(日)に開催されたこのイベントで執筆された部分、その後加筆された部分など、それぞれの記事がどのように編集されてきたのか、ご覧になった記事に至るまでの履歴を見ることができます。
今回はWikipediaブンガク15回目にして初めて女性作家を取り上げた回でした。
また、当館は再整備に伴う資料移転のため、現在一部の資料がご利用いただけません。吉屋信子関連の資料についても、4月19日(日)のイベント開催時にはご利用いただけないものがありましたが、4月21日(火)からそれらの資料もご利用可能になりました。気になる資料がありましたら、ぜひ手に取ってご覧ください。(引き続き、一部の資料についてはご利用いただけません)
新たな魅力を備えた図書館とするための再整備作業を行いつつ、今後も皆様の「知りたい」「調べたい」に応えていける図書館であり続けたいと思います。
(県立図書館:Wikipediaブンガク担当)
【関連するページ】
〇神奈川近代文学館「特別展「生誕130年 吉屋信子展 シスターフッドの源流」」
https://www.kanabun.or.jp/exhibition/27328/(外部リンク)
〇司書の出番「「Wikipediaブンガク11 橋本治」を開催しました!」
/publications/public-relations/shishonodeban/2024/05/wikipedia11.html