前回の調査閲覧課編に続き、新館3階かながわ資料/新聞・雑誌室を所管している地域情報課の館内整理日の様子をご紹介します。
地域情報課も、館内整備日には開館日にはできない作業を重点的に行っています。書架整理、書架移動などは調査閲覧課編でご紹介した通りですが、今回はそれ以外の作業もご紹介します。
会議と職員研修
県立図書館では100名以上の職員が働いていますが、シフト制を導入しているため出勤日時が異なります。また、カウンター当番は輪番制で行っているため、1日の中で課員全員が揃って話し合いの時間を持つことも難しい状況です。
そのため、月に1度の館内整理日は、職員にとってほぼ全員が揃う貴重な1日となっています。
会議では、懸念事項について話し合い、進捗状況などの情報共有を行っています。さらに、職員研修を行い、職員全体のスキルアップを図っています。
現在は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、職員が一堂に会して研修を行うことはしていませんが、書面開催やオンライン講義を閲覧するなど、対策を行いながらサービス向上に努めています。
新棟移転に向けた準備作業
令和4年度の新棟開館に向けて、新棟に配架する資料の選別を進めています。
資料構成や配架場所、書架に並べることのできる資料数を確認した後、実際の資料を見ながら新棟に配架する資料に目印のシールを貼っていきます。
当課で管理している神奈川県関係の資料は約20万冊。利用を考えながら状態や大きさをチェックし、選別する作業は根気のいる作業です。
課員で協力しながら作業を行っています。
調査閲覧課と地域情報課の2回に渡って、館内整理日の様子をお伝えしました。
毎月第2木曜日はご不便をおかけしますが、みなさまにより良く利用していただけるようこれからも努めてまいります。
今後もぜひ、県立図書館をご活用ください。
(県立図書館:地域情報課)