Lib活「県民が編むかながわの半世紀」は、資料としてまとめられているものが少ない高度経済成長期以降の神奈川県の動きについて知り、図書館資料などを基に調べ、その成果をまとめるという全8回の連続講座です。
今期は「かながわに生きる私たち」というテーマのもと、受講者それぞれが興味を持った事柄について調べを進め、レポートを作成しました。
どのレポートも、受講者ご自身の視点が活かされた面白い内容になっています。
レポートは図書館ホームページに掲載するほか、3月7日(土曜日)のLib活交流会をはじめ、館内でも一定期間展示する予定です。
<第4期レポートタイトル一覧>
・神奈川県における地域包括ケアシステムの推進 ~横浜市・真鶴町・清川村の取り組み~
・人口動向の潮流と新たな兆し / 神奈川県の行政サイドに対する概括的な提案
・京浜臨海部の変容 神奈川県の「ライフイノベーション」はいつどこで始まったのか?
・わたしたちの記憶をつなぐ神奈川の建物 ~県立図書館新棟はわたしたちの新たな記憶の器になり得るか~
・「かながわの多文化共生を考察する」 ~三浦半島4市1町から神奈川県を俯瞰して~
・2000年代の障害福祉政策から障害者アートの状況を検証する (-神奈川県内における新聞報道の言説分析-)
・夜間中学の誕生-相模原市立大野南中学校分校・夜間学級-
・大学生のボランティア活動 ~「かながわ憲章」の実現に向けて~
・横浜市における社会福祉事業の展開について ―戦前・戦後から高度成長期以降の市内中村川周辺地区を中心としてー
・みなとみらい線の建設経緯・費用に就いて - 安いか、高いか、を住民の視点から探る -
・神奈川県議会における『看護』の3分54秒から ~名前の決まらない彼ら彼女らを忘れないで~
・神奈川県の医療体制は新型コロナに対応できたのか ―『神奈川モデル』の実態と課題―
・Is this Yokohama Chinatown?
― 横浜中華街における外国人住民の国籍構成変化と商店街という空間の周辺地域への広がり ―
当講座では、研究やレポート作成に必要な知識を学ぶために、専門家の先生にご講義をお願いしています。
コーディネーターには、第1期よりお世話になっているフェリス女学院大学名誉教授の大西比呂志先生をお迎えし、研究への取り組み方や、レポート作成で直面する悩みに対しての個別相談など、各受講者に寄り添ったご指導をいただきました。
また、ゲストアドバイザーとして、神奈川県立保健福祉大学社会福祉学科の野田有紀先生、青山学院大学アカデミックライティングセンターの小林至道先生をお迎えしました。野田先生には「みんなで編むこれからの神奈川~『多文化共生』をかながわの半世紀から読み解く~」というテーマで、小林先生には、「レポート作成の基本とルール」というテーマでご講義をいただきました。
受講者たちは、様々な講義や受講者同士の交流によって、新たな知識や気付きを得るとともに、日々の合間を縫って研究やレポート作成を進めてきました。最終日には研究の成果を発表し、その後の修了式では、コーディネーターの大西先生から修了証が手渡されました。アンケートでは、「この講座をきっかけに、初めて知ったことや触れたことが多くあった」「これからも学び続けたい」などのご感想をいただきました。
2026年度には第5期を開講予定です。また新たなテーマを設け、「かながわの半世紀」を見つめていきます。講座情報は当館ホームページやSNS等で発信してまいりますので、図書館「Library」の中で「部活」のように学びを体験してみたい方、ぜひ受講をご検討ください!皆さんのご参加をお待ちしております。
(県立図書館:Lib活「県民が編むかながわの半世紀」担当)
【関連するページ】
Lib活アーカイブ 県民が編むかながわの半世紀
Lib活「県民が編むかながわの半世紀」第4期が終了しました
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