神奈川県立の図書館

令和6年度「大人がはじめる学び方講座」開催報告

公開

令和6年11月23日(土曜日・祝日)、30日(土曜日)、県立図書館本館4階「学び⇔交流エリア」において「大人がはじめる学び方講座」を開催しました。

今年度は、サブタイトルに<学びのきっかけ・気づきから、深め、活かすところまで>を掲げ、1日目は研究者の立場からの講義、2日目は実践者の立場からの講義とボランティア団体の活動事例紹介、そして両日とも講義後は、生涯学習補助教材「まなびノート」を使ったワークショップを実施しました。

「自分の学びたい!に気づくには」

1日目の様子 神奈川大学人間科学部教授 齊藤ゆか氏1日目の講師は、神奈川大学人間科学部教授 齊藤ゆか氏です。「自分の学びたい!に気づくには」をテーマに、人生100歳時代の自分時間をいかに過ごすか?学びとは何か?という生涯学習の観点から、遊びながらできる社会貢献として "ちょっとだけいいことができる" ボランティア活動について、お話しいただきました。

(写真右:神奈川大学人間科学部教授 齊藤ゆか氏)

その後のワークショップでは、生涯学習情報サイト「学びstyleかながわ」の紹介と、生涯学習補助教材「まなびノート」の使い方についての説明後、実際に「まなびノート」を手にし、書き込むことで活用方法を学びました。

最後は、県立図書館本館4階に常設の「生涯学習相談デスク」の相談員がいくつかの相談事例を紹介しながら、学びについて迷った時、悩んだ時はいつでも頼ってほしい旨をご案内して閉会となりました。

お帰りの際には、早速相談デスクに立ち寄られていた方が複数いらっしゃり、関心の高さがうかがえました。

「学んだことを社会へ生かすには」

写真右:ボランティアグループ bridge代表 渡辺恵市郎氏とメンバーのみなさん2日目はボランティアグループ bridge代表の渡辺恵市郎氏より 「学んだことを社会へ生かすには」というテーマでお話いただきました。

なんとなく参加した地元の講座で知り合った人から切願されて、建築ガイドのボランティア団体を立ち上げ、活動を定着させるまでの経緯を語る中で、引き受けると決断するまでの複雑な想いや立ち上げの苦労、継続するための極意などについてお話しいただきました。

質疑応答では、「実際どのようにガイドをしているのか」という突然のリクエストに、県立図書館・音楽堂を設計した建築家 前川國男氏について、流暢にご説明していただく場面もありました。

(写真右:ボランティアグループ bridge代表 渡辺恵市郎氏とメンバーのみなさん)

活動事例紹介では、令和4年度県立図書館主催のLib活講座を半年間受講した後、翌年度から県立図書館ボランティアとして朗読会を開催してきたメンバーから、応募のきっかけや活動で得られた学び、貴重な体験ができたと感じたリアルな感想などについて、発表いただきました。

2日目のワークショップは、この日の講師の渡辺氏に記入していただいた「まなびノート」の一部をのぞいてみよう!という企画で、受講者の方々は、書いてきた自身のノートと見比べながら参考にされていました。

(写真下:県立図書館ボランティアによる活動事例紹介)
写真:県立図書館ボランティアによる活動事例紹介

2日間をとおして

学びに対する姿勢や考え方を整理し、行動に移すきっかけづくりをサポートしたいという想いで開催した今年度の講座。講義と「まなびノート」を使ったワークショップの組合せで全2回という構成でしたが、受講された多くの方が、気持ちを整理するコツや、学びの一歩を踏み出すヒントを掴んでいただけたようです。

県立図書館では、今後も県民の学び直しや新たな学びへの挑戦を支援するため、情報の収集や相談のほか、多様な学習機会を継続して提供してまいります。

(神奈川県立図書館:イベント担当)