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「16ミリでアニメを見よう!」上映会場の様子

1月29日(日曜日)、図書館のお隣の青少年センターで子どもフェスティバルが開催されました。

新型コロナウイルス感染症の拡大で中止が続き、3年ぶりに実施されましたが、まだまだ感染者数も多く禍中であることから、事前申込による入替制で開催されました。

工作ワークショップやおばけやしき、科学実験のステージなど様々なイベントが行われ、家族連れの方で賑わいました。

このフェスティバルで、県立図書館は、「16ミリフィルムでアニメを見よう!」と題したアニメの上映会を行いました。

皆さんは16ミリフィルムで映像をご覧になったことはあるでしょうか?昔は体育館などで16ミリフィルムを上映することもありましたが、体験者は年々少なくなっていると思います。

映写機のフィルムが回るカタカタという音と一緒に見るフィルム映像は、最新機器による鮮明な映像とは違ったレトロな味わいがあります。撮影した動画をフィルム映像風に加工できるアプリが人気なのもうなずける優しい色合いが魅力です。

今回上映した作品は『アンパンマンとばいきんまん』と『子鹿のモーリス 小さなチャンピオン』の2本です。
『アンパンマンとばいきんまん』では、アンパンマンの誕生シーンが描かれています。カビを繁殖させて食べ物を腐らせるばいきんまんを、アンパンマンとジャムおじさんが協力し合ってやっつけます。

『子鹿のモーリス 小さなチャンピオン』は、体の小さな鹿と、角が小さな鹿が大きな鹿に対決を挑むお話です。ディズニーアニメらしい躍動感のある映像に、子どもたちだけでなく、大人の目もくぎ付けでした。

会場にはアンパンマンの絵本やアニメに関する本も展示しました。子ども達のアンパンマンへの求心力は絶大だと開催するたびに感じます。

県立図書館では直接的な児童サービスを行っていないため、児童書は書庫に入っていますが、検索していただくと意外と多くの児童書が所蔵されています。試しに詳細蔵書検索(OPAC)で検索してみてください。子どもの頃に読んだ懐かしい本がみつかるかもしれません。

図書カードをお持ちの方は、PCやスマートフォンから予約をすることも出来ます。

所蔵本を除籍しない図書館ならではの品揃えも是非一度体験してみてください。

(県立図書館:子どもフェスティバル担当)