令和4年2月26日(土曜日)、「ボランティア入門講座」をオンライン(Zoom)により開催しました。
講座の前半は、明治学院大学教授の猪瀬浩平氏による講義「ボランティアってなんだっけ?」、後半に県立歴史博物館及び生命の星・地球博物館によるボランティア活動及び参加方法についての情報提供がありました。
講義では、ボランティアに参加する人同士の関係についての話がありました。
上下関係がはっきりしている縦割の組織ではなく、構成員が全員横の関係であり、誰かが始めた取組みに様々な人が協力していく、「くっついては、(目的を達成したら)離れて」を繰り返していくという関係であり、これを「ネットワーキング」と呼んでいました。
このような関係においては、それぞれの自発性が非常に重要であることが理解できました。
また、「介護よりもボランティアを優先すべきではない(略文)」という意見に対して、「反対意見を述べよ」という課題に対して、参加者から様々な意見があり、多様な角度からボランティアについて考えるきっかけになったと思われます。
情報提供では、それぞれの館のボランティア活動や参加方法について詳細を聞くことができました。多くのボランティアさんがボランティア活動を通して生涯学習を行い、自己実現を図っているという話が印象的でした。
ボランティアに興味を持ったけれども、始めるきっかけが欲しいという方、どのようなボランティアがあるのかを知りたい方は、是非とも当館の生涯学習情報コーナーを御利用下さい。
学習相談員が相談者御自身の気づきをサポートできるよう、多くの資料と適切な情報を提供しながら、学習相談に応じています。メールや電話での御相談も可能です。
メール:PLANETかながわのホームページ 「相談する」ページに専用フォームがあります
電話:045-263-5920(直通)
(県立図書館 サブエガ)