「文字・活字文化振興法」という法律を聞いたことはありますか?10月27日を「文字・活字文化の日」として、この日には「その趣旨にふさわしい行事が実施されるよう努めるものとする。」とされています。
神奈川県立図書館でも、毎年記念イベントを開催しています。今年も多くの方が参加しやすい10月24日(日曜)に、「本」を紹介するイベント「Books A to Z in Library」をオンライン開催しました。
書評家の北村浩子氏に、「『わたし』と『あなた』の間に」というテーマで11冊の本を選んでいただき、本が書かれた背景、著者の経歴や他の著作との関連、またアナウンサーとしてのキャリアを持つご自身のエピソードも交えつつ、たっぷりお話いただきました。こんな書店員さんがいたら、本代が大変なことになりそう!と思っていたら、早速紹介資料を購入した方がいらっしゃったようです。
今回ご紹介いただいた本は、「in Library」という名の通り、図書館ならではの幅広いラインナップ。
新しい本から古い本まで幅広い時代のもの、研究論文、ブックガイド、小説、詩集とバラエティに富んだ内容です。読みたくなった場合の入手方法についてもご案内いただきましたが、書店で入手できるものから古書店や図書館で探すしか読む方法がないものまで、こちらもさまざま。(紹介した本のリストはこちらに公開しています)
最後に、今回紹介した本についての質問タイムを設けましたが、読書全般に関する質問、北村氏ご自身についての質問なども含めてさまざまなコメントをいただきました。
参加者アンケートにも、北村氏への感謝が溢れるメッセージがたくさん寄せられました。
嬉しいことに、「Books A to Z in Library」を恒例行事にしてほしいという声もいただいております。
皆様と一緒にこのイベントを育てていきたいと、担当者は思っております!
より良いイベントにするための改善案もお寄せいただき、ありがとうございました。
オンライン開催のため質疑応答をチャットで行いましたが、その方法についてのご要望など、貴重なご意見ばかりでした。
また、この度のイベントでは、参加についてのお知らせが通常よりも遅れました。Twitterにも参加方法の連絡がないことに対する不安がつぶやかれておりました。
大変申し訳ございませんでした。
今後は、お申込みいただいた皆様が不安にならない運営をいたします。
今度は、県立図書館で皆様とお会いできますように!
(県立図書館:イベント担当)