神奈川県立の図書館

Web展示「水族館が誘うかながわの水辺3 カワスイ 川崎水族館と多摩川」(全4回)

公開

本記事は、新型コロナウイルス感染防止対策のため開催中止となった展示「水族館が誘うかながわの水辺」をWeb版として編集して公開するものです。


カワスイ 川崎水族館と多摩川

カワスイ 川崎水族館


カワスイ外観.jpg

JR川崎駅から徒歩一分の商業ビルに2020年夏開館した、県内で最も新しい水族館です。


「世界の美しい水辺」をテーマに、地元の多摩川からオセアニア・アジア・アフリカのゾーン別に、魚類に限らず水辺の多様な生きものを紹介しています。


昼・夜の時間の移ろいとともに変化する空間演出が施され展示内容を変更する方法は、他の水族館にはあまり見られない特徴です。


多摩川ゾーン


入館して最初に見学できる多摩川ゾーンは、時間とともに移り変わる多摩川の風景が壁一面に投影された迫力ある空間です。
多摩川に生息する生きものが上流から下流まで場所ごとに展示されています。群れで展示される生きものも多く、繁殖期には、婚姻色・繁殖色に色づく様子を観察できます。

カワスイ展示の様子.JPG


また、生きものの解説にはデジタル機器を使用しています。カメラをかざすとAIが生きものを認識するスマートフォンアプリや、水槽内のライブカメラに映った生きものの解説が表示されるモニターなど、リアルタイムに生態が分かる最新式の解説表示が楽しめます。




おうちでも楽しいカワスイ(外部リンク)


*公式ホームページ

*Twitter:@kawasui_aqua

*Instagram:@kawasui_aqua

*Facebook:@kawasuiaqua


インスタグラムのライブ機能を利用し、水槽のレイアウトを変える様子をライブ配信するイベント「飼育クルーの公開レイアウト」や、猫の日にちなんだ人気投票イベント「キャットフィッシュ(ナマズ)総選挙」など、個性的なイベントが過去に開催されています。


(画像提供:カワスイ 川崎水族館)


  • 多摩川

    多摩川地図.png

多摩川は面積1,204m2、長さ138kmの一級河川です。東京都と神奈川県の境界を流れ、羽田空港南側から東京湾に注ぎます。


近世以降用水路の建設などが盛んになり、水田開発に貢献しました。大洪水が起こりやすく、1974年の台風により堤防が破堤、この災害を題材にドラマ『岸辺のアルバム』が作られ話題となりました。


多摩川流域最古で最大の人口用水路「二ヶ領用水」は、小泉次大夫の指揮で1611年に竣工されました。


現在も工業用水として機能しており、平賀栄治の設計により完成した円筒分水は川崎市初の登録有形文化財に、2020年には、二ヶ領用水が国登録記念物に登録されました。宿河原堤は桜の名所としても知られています。


都心を流れる多摩川では、高度経済成長期には水質汚染から「死の川」、水質改善された後にはピラニアなどの外来種が発見されたことから「タマゾン川」など、様々な問題が取り上げられてきました。

伝記書影.jpg


一方、課題の解決に向けた取組みも盛んに行われ、多摩川のために活動した人々の記録や伝記が数多く出版されています。

(県立図書館:展示担当)