070 『高島屋の各店舗等の社史』
高島屋の各店舗等の歴史をまとめている冊子です。 十数ページのものがほとんどで、ある程度、フォーマットを決めて制作しているそうです。 これだけの店舗の年史があるのは、当館所蔵の社史では高島屋だけです。(写真がすべてではありません)。
例:『新宿店おかげにて二〇』〈資料番号:81681439〉[請求記号:S673.8 T]
(2019年1月15日掲載)
069 『KISEKI Accenture Japan 1962-2012』(2013年)
外資系大手総合コンサルティング企業のアクセンチュアが日本進出50周年を記念して刊行した社史です。 写真には6冊の社史(並製)が並んでいますが、同じ内容で表紙の色だけ変えたものです。 社員に配布する際「隣の人と違う色?なぜ?と話題になることがひとつのねらい」だったそうです。 囲み記事や欄外のコメントなど、随所にアイデアが感じられる社史です。
注:写真には写っていませんが、当館では上製本を閲覧していただいています。
〈資料番号:81570863〉[請求記号:S335.9 A]
(2019年1月11日掲載)
068 『京浜急行電鉄史資料所在目録』(1981年)
『京浜急行八十年史』(1980年刊)の編纂に際して収集等をした社内外の文書や記事などが、どこに掲載されているか、どの機関等が保有しているか、をまとめた冊子です。 おもに戦前の資料が中心。巻末には主要な資料の解題も掲載されています。 企業の史資料の所在目録を冊子にしている例は少ないと思います。
〈資料番号:70067509〉[請求記号:S686 K]
(2019年1月10日掲載)
067 『100年の眼差し サカヱのあゆみ』(2017年)
ベンチをはじめ、公園の器具などを製造しているサカヱの100年史です。 写真のように本の見返しの部分が、緑の芝のような質感になっています。 これまでの歴史を、製品の写真とともにビジュアルに説明し、関係者へのインタビュー記事や、社員の声・アンケートなども収録。 レイアウトにもこだわりを感じる一冊です。
〈資料番号:81687873〉[請求記号:S519.8 S]
(2019年1月8日掲載)
066 『株式会社サンシャインシティの50年』(2017年)
東京・池袋のサンシャインシティの運営をしている企業の50年史です。 東京拘置所跡地の開発のため新都市開発センターとして発足してからの歴史を、多くの図版を交えながらまとめています。 章末には関連したコラムも掲載しています。 さて、巻末の索引で「ペンギン」と引いてみると、2つのページが示されています。 「一方はサンシャイン国際水族館の記述で納得。 もう一方は社員の集合写真のページだけど、なぜペンギン?」と考えながら注意深く見ていると「あっ、ええっ!」と、この本の遊び心に触れることができます。
〈資料番号:81686073〉[請求記号:S519.8 S]
(2019年1月4日掲載)
065 『日清食品50年史』(2008年)
写真は即席ラーメンにしか見えませんが、実は社史です。 外袋の中には、麺のかたちをした函(麺らしくボコボコしています)があり、『日清食品50年史 創造と革新の譜』、『日清食品創業者 安藤百福伝』、そして飛び出す絵本のようなパッケージの『映像でつづる日清食品の50年』が収められています。 外袋の裏側などにも遊び心が感じられ、社史の取材ではよく取り上げられる有名な社史です。日本マーケティング大賞協会賞を受賞。
『日清食品50年史 創造と革新の譜』〈資料番号:81325235〉[請求記号:S588.9 N 2]
『日清食品創業者 安藤百福伝』〈資料番号:81325219〉[請求記号:S588.9 N 1]
『映像でつづる日清食品の50年』〈資料番号:81325250〉[請求記号:S588.9 N 3]
(2018年12月28日掲載)
064 『三木楽器史』(2015年)
大阪市で楽器販売など音楽関係の事業を手掛けています。 190周年を記念して刊行したもので、資料集(別冊)との2冊組です。 左下が本のケース(函)です。 資料集には「発行書籍資料」、「弊社との関係があった人々」(音楽家や実業家)、「建物および調度品」(大正時代建造の本社ビル)、「戦前のピアノ・カタログ・チラシ」などの項目が掲載されていて、音楽や楽器の変遷を知る上でも参考になります。
『三木楽器史』〈資料番号:81641128〉[請求記号:S673.7 M 1]
『三木楽器資料集』〈資料番号:81641136〉[請求記号:S673.7 M 2]
(2018年12月26日掲載)
063 『森永航空宣傳史』(1931年)
森永製菓株式会社が1931年におこなった飛行機による宣伝を記録した一冊です。 多くの写真や当時の広告、各地の新聞記事などを掲載しています。
※写真には当館で修理をした箇所も写っています。
〈資料番号:70049135〉[請求記号:S588.3 M]
(2018年12月24日掲載)
062 『「三洋電機三十年の歩み」感想文全集』(1980年)
『三洋電機三十年の歩み』(1980年刊)の感想文を募集したところ557点の応募があり、そのすべてを「社史を読んで」と「私の思い出」の項目にまとめた冊子です。 社史の感想文をまとめた冊子は、おそらく他に例がないと思います。
〈資料番号:81681421〉[請求記号:S540.6 S 2]
(2018年12月22日掲載)
061 『やってみなはれ・みとくんなはれ サントリーの70年』(1969年)
『やってみなはれ』は、サントリー(旧社名・寿屋)の歴史を、元社員だった作家の山口瞳、同じく元社員で作家の開高健が記しています。 ともに自身の回想を交えながら、山口は戦前編、開高は戦後編を担当しています。 二人の初対面について山口の文章から一部引用すると、「おどろいたことに、開高は、採用する側の人間と入社希望の男という関係ではなしに、いきなり、久しぶりで会った友達同士という感じで話しだした。」とあり、「まあ、ええ会社やで」と言ったそうです(p.15-16)。 『みとくんなはれ』は、製品や広告、催事、工場の様子などの写真集です。
『やってみなはれ』〈資料番号:70049739〉[請求記号:S588.5 S 1]
『みとくんなはれ』〈資料番号:70049747〉[請求記号:S588.5 S 2]
(2018年12月20日掲載)
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