川崎図書館の新着資料から、その一部をピックアップしてご紹介いたします。

2023年11月その2

図書

『世界で一番美しいエンジン図鑑』セオドア・グレイ著

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出版者:創元社 2023年刊
請求記号:533/22
資料番号:81792632 OPAC(蔵書検索)

内容

「しくみ」を偏愛する人、セオドア・グレイの今回のテーマは、エネルギーを動力に変換する「エンジン」。著者みずから透明なスケルトン・モデルを考案し、蒸気機関車や自動車やモーターがなぜ動くのかを解説します。前作『世界で一番美しい「もの」のしくみ図鑑』で、産業革命以前に発明された手工業的な根本技術(鍵、時計、はかり、布づくりなど)に情熱を傾けた著者は、今度は蒸気機関、内燃機関、モーターという、産業革命以降の大発明を取り上げて機械への愛を爆発させます。ベストセラー『世界で一番美しい元素図鑑』の著者の最新作です。
(創元社ホームページより抜粋)

雑誌

「パテント」

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出版者:日本弁理士会
請求記号:Z507.2/P
刊行頻度:月刊
所蔵状況:1(1)[1948.11]から所蔵
(雑誌・新聞は貸出ししていません)

内容

日本弁理士会の会誌である月刊「パテント」は、知的財産の最新トピックスや、 研究成果などを広く発信していく雑誌です。
(日本弁理士会ホームページより抜粋)

今号の特集は「生成AIと特許/米国と韓国における特許保護対象と域外適用について」です。

2023年11月

図書

『図解建築の技術と意匠の歴史』溝口明則著

写真:表紙画像

出版者:彰国社 2023年刊
請求記号:520.2/23
資料番号:81792483 OPAC(蔵書検索)

内容

建築の歴史といえば「様式史」がその中心を占めてきたが、架構にかかわるアイデアや耐用年数を延ばすための工夫こそ建築の根幹であり、意匠と技術は密接にからみあっている。本書では、建築の黎明期である古代にさかのぼり、空間創造の手がかりやテクノロジーの変遷を、約300点の3D図版などを用いてわかりやすく解読する。
(彰国社ホームページより抜粋)

2023年10月その2

図書

『リスクアセスメントにおけるハザード 高圧ガスの事故に学ぶ』高圧ガス保安協会編

写真:表紙画像

出版者:高圧ガス保安協会 2022年刊
請求記号:574.2/12
資料番号:81792038 OPAC(蔵書検索)

内容

リスクアセスメントの出発点はハザードです。しかし、高圧ガス産業では、ハザードリストが整備されておらず、ハザードが不明確な状況です。
本書では、高圧ガス事故267件を対象に、典型的なハザードを抽出し、系統的に分類しました。代表的な事故事例60件について、ハザードリスト作成に資するシナリオ(ハザード、ハザード状態、ハザード事象)解析の結果を示しました。
(高圧ガス保安協会ホームページより抜粋)

関連する書籍として、『高圧ガスの事故に学ぶ』、『高圧ガスの事故に学ぶ 続』も所蔵があります。

雑誌

「水道産業新聞」

写真:一面画像

出版者:水道産業新聞社
請求記号:Z518/105
刊行頻度:半週刊
所蔵状況:5697号[2023年10月2日]から所蔵(5年保存)
(雑誌・新聞は貸出ししていません)

内容

「水道産業新聞」は、上水道・下水道を中心に簡易水道、工業用水道、水資源、水質など水に関するあらゆるニュースを報道する我が国唯一の《水の総合専門紙》です。
(水道産業新聞社ホームページより抜粋)

2023年10月

図書

『動かして理解する第一原理電子状態計算 第2版』前園涼共著

写真:表紙画像

出版者:森北出版 2023年刊
請求記号:431.1/80/2023
資料番号:81791451 OPAC(蔵書検索)

内容

今日の材料科学に欠かせない第一原理電子状態計算。本書は、実験系研究者などの「具体的ミッションをもつ初学者」がいち早く第一原理電子状態計算を実務で扱えるようになるための入門書です。長年「第一原理計算チュートリアル」を実施してきた著者が、その概念と実務をわかりやすく丁寧に解説します。
(森北出版ホームページより抜粋)

2023年9月その2

図書

『水産加工とタンパク質の科学』大泉徹編

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出版者:恒星社厚生閣 2023年刊
請求記号:667.1/3
資料番号:81790644 OPAC(蔵書検索)

内容

未利用資源の新たな利用、水産加工品の品質制御と生産効率の向上、および消費者ニーズへの対応など、水産加工現場での魚肉タンパク質研究の課題は山積している。その解決に向けて大学、公設試験研究機関、民間企業の研究者が一丸となって産業界と連携し、水産利用・加工と関連した魚肉タンパク質研究の方向性を探索する。また、各章が独立していて興味のあるところから読めるほか、コラムとして用語解説や研究者の経験談を交え、「食」という身近なテーマを切り口にタンパク質研究を中心にした水産加工学の魅力を広く伝えている。
(恒星社厚生閣ホームページより抜粋)

雑誌

「マテリアルライフ学会誌」

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出版者:マテリアルライフ学会
請求記号:Z501/28
刊行頻度:年3回刊
所蔵状況:13(1)[2001.1]から所蔵
(雑誌・新聞は貸出ししていません)

内容

日本で唯一の「材料の耐久性」をテーマとする学会の学会誌。報文、技術報文、ノート、速報、総合論文、総説の投稿論文などが掲載されています。
今号の特集は「文化財のマテリアルライフへ及ぼす照明の影響」です。
(マテリアルライフ学会ホームページより抜粋)

2023年9月

図書

『実践の染色読本』日本繊維技術士センター編著

写真:表紙画像

出版者:ファイバー・ジャパン 2023年刊
請求記号:587/16
資料番号:81789323 OPAC(蔵書検索)

内容

染料やコンピューターカラーマッチングに続き、天然繊維や各種の新合成繊維の染色加工方法を紹介しており、最近の半合成繊維のリヨセルなどにも焦点を当てています。環境対応や次代の染色技術として発展しているインクジェットプリントについては、現在のところ技術を記述したものはほとんどないので役に立つものと考えております。各種機能加工・特殊加工については、コロナ禍で注目されている抗ウイルス加工や、スポーツ衣料に展開のコーティング・ラミネート技術も取り上げております。染色加工は多量の水を消費していますが、それに対して非水系の特殊加工としてのプラズマ加工、電子線グラフト重合、超臨界二酸化炭素流体染色加工、および最近話題のSDGs対応の環境対策についても詳述されています。
(日本染色加工同業会 80周年記念事業)
(「発刊にあたって」より抜粋)

2023年8月その2

図書

『水戸岡鋭治デザイン&イラスト図鑑』水戸岡鋭治著

写真:表紙画像

出版者:玄光社 2023年刊
請求記号:536/41
資料番号:81789315 OPAC(蔵書検索)

内容

収録されたイラスト・図版の総点数約3000点! 鉄道デザインに革命を起こした水戸岡鋭治の活動の集大成となるデザイン&イラストの「図鑑」です。鉄道車両を中心に、バスや船など交通機関のデザイン画、駅舎や商業施設、リゾート施設等の建築物のパース画、広告やプロダクトデザインのためのイラストなどを集めてぎゅっと詰め込みました。絵をすっきり整理して見せる作品集にはあえてせず、ギャラリーのイメージで、1枚1枚額に入れられた絵がびっしりと並びます。こういう手法をとったのは、一つの車両をデザインするためにどれだけ多くの絵を描いているのか実感してほしいという著者の願いが込められています。水戸岡氏のイラストはすべて説明のための絵なので、言葉の説明はありません。絵を見て感じてください。
(玄光社ホームページより)

雑誌

「Harmony」

写真:表紙画像

出版者:三機工業広報・IR部
請求記号:Z528/6
刊行頻度:年3回刊
所蔵状況:1[1992.1]から所蔵
(雑誌・新聞は貸出ししていません)

内容

三機工業株式会社の施工実績の紹介のほか、最新技術開発などを伝える広報誌。
Vol.80の特集は「暮らしを豊かにする除去技術」です。

2023年8月

図書

『鉄筋コンクリートの非線形有限要素法』長沼一洋著

写真:表紙画像

出版者:京都大学学術出版会 2023年刊
請求記号:524.7/132
資料番号:81789653 OPAC(蔵書検索)

内容

建物や構造物の安全性のシミュレーションには高度な技術が必要とされる。
解析プログラムの開発に携わってきた著者らが、モデル化の方法から解析の進め方まで一から丁寧に解説。
基礎から実践例まで、必須の知識を網羅。
(表紙より抜粋)

2023年7月その2

図書

『これだけは知っておきたい橋梁メンテナンスのための構造工学入門 実践編』土木学会構造工学委員会編著

写真:表紙画像

出版者:建設図書 2023年刊
請求記号:515.8/34/2
資料番号:81789240 OPAC(蔵書検索)

内容

本書は令和元年に刊行された前書「橋梁メンテナンスのための構造工学入門」の続編になります。本書では、橋梁メンテナンスの実務において遭遇する場面が多く想定される損傷のメカニズムと補修・補強に重きを置いています。また、これらの損傷の発生要因となる作用に関しても説明を加えました。さらに、橋梁の健全性を評価するツールとなりうる有限要素法、動的解析、センシング・モニタリングについても述べています。前書は多くの技術者、管理者にご利用いただいており、実践編となる本書も橋梁の維持管理に大いに役立つものと考えております。
(「あとがき」より抜粋)

雑誌

「生活と環境」

写真:表紙画像

出版者:日本環境衛生センター
請求記号:Z498/S
刊行頻度:隔月刊
所蔵状況:4(1)[1959.1]から所蔵
(雑誌・新聞は貸出ししていません)

内容

持続可能な社会に向けて時々の環境・衛生問題を取り上げ、国内・海外の最新の情報を提供する隔月誌。
今号の特集は「PFAS問題を考える」です。
(日本環境衛生センターホームページより抜粋)

2023年7月

図書

『マイクロ波部品測定ハンドブック』Joel P. Dunsmore著

写真:表紙画像

出版者:森北出版 2023年刊
請求記号:547.51/70
資料番号:81788168 OPAC(蔵書検索)

内容

ネットワークアナライザ(VNA)による部品測定・評価に関して、ケーブルやコネクタに対する注意点から、基本的なキャリブレーション手法、さらには最新の測定技術までを、圧倒的な情報量で網羅的に解説。マイクロ波部品を設計・製造する立場、部品を使ってシステムを設計する立場など、VNAでの測定に関わるすべてのエンジニア・研究者に役立つ一冊。
(森北出版ホームページより抜粋)

2023年6月その2

図書

『量子技術入門』長田有登著

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出版者:東京大学出版会 2023年刊
請求記号:421.3/231
資料番号:81787202 OPAC(蔵書検索)

内容

近年、急速な発展をみせている量子技術。従来のコンピュータでは解くことが難しかった問題の解決や情報セキュリティ分野でのイノベーションなどが期待されている。物理学・工学・情報科学など複数領域にまたがり学習が難しい量子技術を一冊で学べるテキスト。
(東京大学出版会ホームページより抜粋)

雑誌

「日本海水学会誌」

写真:表紙画像

出版者:日本海水学会
請求記号:Z452/N3
刊行頻度:季刊
所蔵状況:19(1)(No.97)[1965.8]から所蔵
(雑誌・新聞は貸出ししていません)

内容

日本海水学会誌は、1942年より発刊された日本塩学会誌を前身とする、歴史ある研究論文誌です。現在、年4回(3、6、9、12月)発行し、和文および英文の研究論文、技術論文のほか総説、講座などを掲載しています。
(日本海水学会ホームページより抜粋)

当館では、前身の「日本塩学会誌」(4(3/4)(No.12)[1950.8]-18(6)(No.96)[1965.3] 一部欠号あり)も所蔵しています。

2023年6月

図書

『熱駆動サイクル技術の基礎と応用』日本冷凍空調学会編

写真:表紙画像

出版者:日本工業出版 2023年刊
請求記号:533.8/58
資料番号:81788044 OPAC(蔵書検索)

内容

熱駆動サイクル技術は、吸収・吸着・化学反応のいずれを用いる場合でも、熱を主たるエネルギー源として動作する。吸収剤・吸着材の物性や反応に応じて使用する熱源温度は多様である。冷凍サイクルの構成方法によっても対応できる熱源温度は様々である。その機能は空調用の冷熱供給や温熱供給にとどまらず、蓄熱や熱輸送にも応用できる。
本書は熱駆動ヒートポンプ、除湿、蓄熱、吸着冷凍機、吸収冷凍機、デシカント空調、化学蓄熱それぞれの分野について解説している。
(日本工業出版ホームページより抜粋)

2023年5月その2

図書

『絵で見るさく岩機200年の系譜』向井淨著

写真:表紙画像

出版者:AIRE Design 2022年刊
請求記号:561.5/2
資料番号:81785925 OPAC(蔵書検索)

内容

さく岩機の歴史は記録に残る発明から約200 年、企業として発展したサイモン・インガソール(1818年~1894年)の発明から見ても約150 年である。1925 年頃にはメーカーが世界で五十数社存在したが、現在では総合的なブラストホールドリルメーカーはスウェーデンのアトラスコプコグループとサンドビックグループ、そして日本の古河機械金属(古河ロックドリル)のみである。社歴もそれぞれ149年、160年、147年(2022年現在)と長寿会社であるのもその特長である。
これらの会社にはそれぞれ立派な社史があるが、残念ながら業界全体を記述した資料は少ないのが実情である。本稿は資料が散逸しないうちにまとめるのが「油圧クローラドリル開発」という現代の技術革新に関わった人間の使命であると考え執筆したものである。
(本書「はじめに」より抜粋)

雑誌

「乳酸菌ニュース」

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出版者:全国発酵乳乳酸菌飲料協会
請求記号:Z491/11
刊行頻度:季刊
所蔵状況:454号[2006.10]から所蔵
(雑誌・新聞は貸出ししていません)

内容

「乳酸菌ニュース」は協会の設立以来発行している機関誌で、行政情報、学術情報、食生活情報、市場情報等を主体とした編集を行い、会員ばかりでなく関係行政機関、消費者関連団体等に幅広く配布しています。
(全国発酵乳乳酸菌飲料協会ホームページより抜粋)

2023年5月

図書

『メイド・イン・タカオカ』関満博著

写真:表紙画像

出版者:新評論 2022年刊
請求記号:602.14/4
資料番号:81785743 OPAC(蔵書検索)

内容

江戸期以来、主にコメ、綿糸・綿布、鋳物、漆器の生産を背景に独特の発展を遂げてきた富山県高岡市。大正期には安価な水力発電を最大の武器として重化学工業化を進め、アルミ産業を基幹として本州日本海側最大の近代工業都市を形成した。しかし1990年前後のバブル経済崩壊以降、主力のアルミ建材の市場が縮小し、生活様式の変化に伴い伝統工芸品も縮小を余儀なくされ、次の「豊かさ」に向けた産業発展の契機をいまだ十分には見出せずにいる。本書では高岡の奥深い歴史を繙きつつ、個々の産業・企業・農業者の動きを追い、問題の構造を明らかにすることで、今後の発展のための道筋を展望する。
(「はじめに」より抜粋)

(『メイド・イン・トーキョー』、『メイド・イン・ツバメ』も所蔵あり)

2023年4月その2

図書

『あなたの超小型衛星を作ってみませんか?』久野治義著

写真:表紙画像

出版者:恒星社厚生閣 2023年刊
請求記号:538.9/192
資料番号:81785354 OPAC(蔵書検索)

内容

惑星や人工衛星の軌道の基礎知識、ロケット・探査機開発の歴史、人工衛星の構成を概説。さらに今後の宇宙産業の必須アイテムである超小型衛星の製作・打上げについて、必要な手順を中心に解説。航法誘導制御、推進機関、熱制御、通信、電源、筐体など小型化・高密度化された超小型衛星を構成する各装置について紹介。
(恒星社厚生閣ホームページより抜粋)

雑誌

「みんてつ」

写真:表紙画像

出版者:日本民営鉄道協会
請求記号:Z686/M
刊行頻度:季刊
所蔵状況:30[1983.10]から所蔵
(雑誌・新聞は貸出ししていません)

内容

鉄道事業の現状や協会加盟各社のさまざまな取り組みなどを紹介する広報誌。
今号の特集は「グループ一体となった沿線・地域の活性化」です。
(日本民営鉄道協会ホームページより抜粋)

2023年4月

図書

『CFRTPの塑性加工入門』米山猛共著

写真:表紙画像

出版者:コロナ社 2023年刊
請求記号:578.47/35
資料番号:81784571 OPAC(蔵書検索)

内容

本書は、今後量産加工として期待される、CFRTP(炭素繊維強化熱可塑性樹脂)を用いて、板材からプレス成形したり、ビレットから鍛造成形したりする「塑性加工」について解説する。今後の量産プロセスには、金属の塑性加工のように、目的の形状へ変形できる特性が必要である。これを実現するのがCFRTPである。加熱して樹脂を溶融させれば変形加工ができ、冷却すれば固まる材料である。
地球温暖化を防ぐ材料の切り札である炭素繊維複合材料を用いたものづくりに興味のあるすべての方々の知見となることを期待する。
(コロナ社ホームページより抜粋)