川崎図書館の新着資料から、その一部をピックアップしてご紹介いたします。

2024年10月その2

図書

『原子炉施設のシビアアクシデント』梶本光廣著

写真:表紙画像

出版者:丸善プラネット 2024年刊
請求記号:539.26/39
資料番号:81808214 OPAC(蔵書検索)

内容

原子炉施設のシビアアクシデントのように「発生頻度は小さいが、一旦発生すると、人と環境への影響が甚大な事象」について、リスクの定量的な検討結果に基づいて、十分な安全対策を講じることが重要である。

原子炉施設のシビアアクシデント時の放射性物質の挙動を知ろうとすると、気体分子運動論、流体力学、熱・統計力学、原子核物理、エアロゾル工学、原子炉工学に加えて微分方程式論、物理・化学や数学などの多岐に渡る分野の知見を利用することになる。

本書は、これらの多岐に渡る分野の知見を、シビアアクシデント時の放射性物質挙動と大気中への放出量の評価、いわゆるソースターム評価の分野の視点から「基礎の理解、理論と実践」の専門書・教科書として、一冊に集約した。
(丸善プラネットホームページより抜粋)

雑誌

「情報通信研究機構研究報告」

写真:表紙画像

出版者:情報通信研究機構
請求記号:Z5481/Y2
刊行頻度:年2回刊
所蔵状況:59(1)(No.268)[2013.7]から所蔵
(雑誌・新聞は貸出ししていません)

内容

NICTにおける研究成果等を特集号形式でまとめ、技術情報誌として紹介しています。
(情報通信研究機構ホームページより抜粋)

今号の特集は「Society5.0の実現に向けて Beyond 5G研究」です。

当館では、前身である「電波研究所季報」(1959年から1988年まで)と「通信総合研究所季報」(1988年から2003年まで)、誌名変更前の「情報通信研究機構季報」(2004年から2012年まで)も所蔵しています。

2024年10月

図書

『金型の教科書』小松勝男著

写真:表紙画像

出版者:日経BP 2024年刊
請求記号:578.46/126/
資料番号:81807471 OPAC(蔵書検索)

内容

自転車や自動車、航空機、家電製品、電子部品、食品容器、建設資材などあらゆる分野で金型から生み出された金属製品やガラス製品、プラスチック部品が今日の文明社会を支えています。本書は、金型の世界へ足を踏み出そうとする人々へ金型の存在意義や、これまでの金型づくりとこれからの金型づくりの不変な点と相違点の認識、不鮮明な未来を見通せる次世代のものづくりを目指す着眼点について解説します。
(「はじめに」より抜粋)

2024年9月その2

図書

『省エネモータの原理と設計法 改訂版』森本茂雄著

写真:表紙画像

出版者:科学情報出版 2024年刊
請求記号:542.33/7/2024
資料番号:81807505 OPAC(蔵書検索)

内容

本書は、高効率・省エネモータとして発展し、今後もその進化と適用分野の拡大が期待される永久磁石同期モータ(PMSM)の原理と基本的な設計法についてまとめたものである。PMSMの高性能化には、モータ設計と制御系設計の連携が必要であり、モータ設計者は制御法について、制御系設計者はモータ本体についての理解が必要であるとの観点から本書を執筆した。本書が、省エネモータの設計・制御やその応用に携わっておられる方々およびこの分野の研究を志す学生諸君に少しでも役立ち、省エネモータの開発と適用分野の拡大に繋がれば幸いである。
(まえがきより)

雑誌

「高速道路と自動車」

写真:表紙画像

出版者:高速道路調査会
請求記号:Z685/1
刊行頻度:月刊
所蔵状況:16(1)[1973.1]から所蔵
(雑誌・新聞は貸出ししていません)

内容

高速道路と交通に関する諸課題について、学術的、政策的、実務的、国際的な視点から多角的、客観的、中立的に政策提言および情報提供を行っています。
今号の特集は「高速道路のインフラマネジメント」です。
(公益財団法人高速道路調査会ホームページより抜粋)

2024年9月

図書

『バイオレメディエーションの現代技術』バイオレメディエーションの現代技術編集委員会編

写真:表紙画像

出版者:コロナ社 2024年刊
請求記号:519.5/90
資料番号:81806218 OPAC(蔵書検索)

内容

現代におけるバイオレメディエーション技術に関する国内初の体系的な技術解説書です。バイオレメディエーション(Bioremediation)は、土壌や地下水中に存在する有害汚染物質を微生物や植物などの生物を活用して分解・除去する技術で、生物学的浄化技術とも呼ばれています。本書は、その技術について、理論とともに工事事例などを挙げながらわかりやすく解説します。
(コロナ社ホームページより)

2024年8月その2

図書

『伝説の技術者・島秀雄の物語』高橋団吉著

写真:表紙画像

出版者:イカロス出版 2024年刊
請求記号:536.02/8
資料番号:81806093 OPAC(蔵書検索)

内容

島秀雄は鉄道史に残るエンジニア。20世紀日本を代表する傑作機、「デゴイチ」と「新幹線」という新旧2つの乗り物を設計した。本書は「世界一の高速列車をつくる」という夢を抱いて実現させた男の物語であり、昭和の政治・経済、そして国際関係という背景までを描いた新幹線誕生秘話である。東海道新幹線はどのように計画され、どのような苦難を乗り越えて開業を迎えたのか。なぜ、敗戦間もなく国力の乏しかった日本において、完成させることができたのか。さらには50年間無事故という安全神話はどのように実現できたのか。新幹線誕生にまつわる真実を、貴重な未発表写真や資料、関係者の証言をもとにつまびらかにしていく。
(イカロス出版ホームページより抜粋)

雑誌

「PVC news」

写真:表紙画像

出版者:塩化ビニル環境対策協議会
請求記号:Z578/19
刊行頻度:季刊
所蔵状況:1[1992.6]から所蔵
(雑誌・新聞は貸出ししていません)

内容

塩化ビニル樹脂及び製品に関する正しい情報の提供と普及を目指す団体の発行。
今号の特集は「リサイクル技術と塩ビ」です。
(塩化ビニル環境対策協議会ホームページより抜粋)

2024年8月

図書

『日本の気象観測と予測技術史』古川武彦著

写真:表紙画像

出版者:丸善出版 2024年刊
請求記号:451.2/51
資料番号:81805905 OPAC(蔵書検索)

内容

長年、気象庁で観測・航空気象・予報業務に携わってきた気象学者が、気象観測の全体像と仕組みについて解説していく。また本文中では、それらに携わることを生きがいとし、天職として来た人々を尊敬と敬意の念を込めて「天気野郎」と呼び、彼らの活躍ぶりにも触れながら日本の気象観測と予測技術の変遷を興味深くたどってゆく。
(丸善出版ホームページより抜粋)

2024年7月その2

図書

『分散・凝集の応用』日本ディスパージョンセンター監修

写真:表紙画像

出版者:近代科学社Digital 2024年刊
請求記号:571.2/105
資料番号:81802837 OPAC(蔵書検索)

内容

「微粒子分散・凝集講座」の応用編となる第3巻。本シリーズは微粒子分散・凝集に関する体系的な学術書・教科書とすべく、濃厚分散系の基礎理論を詳述し、応用ではこれまで多く取り上げられてこなかった分野にまで広げて解説しています。
第3巻は実際に分散・凝集が使われている分野の実験手法の詳細や、それらと基礎理論との関係、そして各種分析の利用などについて、各分野の第一人者がわかりやすく解説しています。実用分野を中心にそれぞれの事例をまとめ、編集しているため、開発研究型企業の実務者や研究者の業務や、それぞれの分野に携わりはじめた初学者の支援になる一冊です。
(近代科学社ホームページより)

雑誌

「バイオメカニズム学会誌」

写真:表紙画像

出版者:バイオメカニズム学会
請求記号:Z494/B
刊行頻度:季刊
所蔵状況:8(1)[1984.2]から所蔵
(雑誌・新聞は貸出ししていません)

内容

バイオメカニズム学会が発行する学会誌。バイオメカニズムとは、人間を含む生物の形態・運動・情報および機能との関係を、工学や医学・生物学などのさまざまな方法論で解析し、その応用を図る学問分野です。
今号の特集は「人間の機能を拡張するセンシング・ロボティクス」です。
(バイオメカニズム学会ホームページより抜粋)

2024年7月

図書

『システムズエンジニアリングの探求』ジョン・ホルト著

写真:表紙画像

出版者:鳥影社 2024年刊
請求記号:509.6/508
資料番号:81802852 OPAC(蔵書検索)

内容

本書は、システムズエンジニアリングをはじめて学ぶ人であれ、ベテランのプロフェッショナルであれ、システムズエンジニアリングを自身の仕事に適用したいと考えるすべての人を対象としています。理論的な背景はもちろんのこと、航空、鉄道、自動車、電力(原子力も含む)、医療機器、宇宙、再生可能エネルギー、製造業など、さまざまな業界における実際のプロジェクトにシステムズエンジニアリングを適用してきた私の長年の経験から、多くのことを読者が学べるよう構成しています。本書には読者にとって価値あるものがたくさんあると確信しています。
(「日本語版へのまえがき」より抜粋)

2024年6月その2

図書

『架装車両入門』綾部政徳著

写真:表紙画像

出版者:グランプリ出版 2024年刊
請求記号:537.94/12
資料番号:81802159 OPAC(蔵書検索)

内容

トラックをはじめ多くの商業車は、シャシと架装物の組み合わせで完成する。そのような架装車両は使用目的に応じて、自動車会社と架装物会社の協力により、様々な種類が製作され活躍している。本書では、著者が実際に経験した内容を踏まえて、架装ポイントや法令を含め実践的にわかりやすく紹介。架装車両に携わろうとする方はもちろん、広く興味を持つ方への格好の入門書。
(グランプリ出版ホームページより抜粋)

雑誌

「IPジャーナル」

写真:表紙画像

出版者:知的財産研究教育財団
請求記号:Z507/77
刊行頻度:季刊
所蔵状況:1[2017.6]から所蔵
(雑誌・新聞は貸出ししていません)

内容

知的財産に関する国内外の最先端の情報が満載の知財専門誌。
今号の特集は「地理的表示保護制度」です。
(知的財産研究教育財団ホームページより抜粋)

当館では、統合・リニューアル前の「知財研フォーラム」(9[1992.4]-108[2017.2])、「IPマネジメントレビュー」(創刊号[2011.3]-24[2017.3])も所蔵しています。

2024年6月

図書

『図解でわかる次世代ヒートポンプ技術』齋藤潔編著

写真:表紙画像

出版者:技術評論社 2024年刊
請求記号:533/25
資料番号:81801664 OPAC(蔵書検索)

内容

ヒートポンプ技術は、脱炭素を進めるカーボンニュートラルの中でも熱利用、省エネ技術として注目度が増しています。2023年に開催されたCOP28でも、2050年のカーボンニュートラル達成に向け、効率的な排熱利用技術としてヒートポンプを最重要技術と位置付けました。日本も経済産業省が進めるグリーン成長戦略の中でヒートポンプ技術の促進を後押ししています。
ヒートポンプ技術の代表的なものとしてエアコンがあり、排熱を効率的に循環させ、快適な住環境を整えるZEH/ZEB化に欠かせない技術として建築にも取り入られるようになっています。さらに、近年のコールドチェーンを支える技術としても注目されています。
本書執筆陣の代表である早稲田大学の齋藤潔先生は、カーボンニュートラル社会を目指すために最重要な次世代ヒートポンプ技術コンソーシアムを立ち上げ、大手家電メーカーとも協力し、ヒートポンプ技術の促進に貢献しています。先陣を切るメーカーの技術者たちが最新研究をもとに、カーボンニュートラル達成に向けた次世代ヒートポンプ技術を実践的な内容で解説します。
(技術評論社ホームページより抜粋)

2024年5月その2

図書

『基礎と現場から学ぶ最新粉体技術』内藤牧男編著

写真:表紙画像

出版者:日本工業出版 2024年刊
請求記号:571.2/104
資料番号:81800609 OPAC(蔵書検索)

内容

(株)徳寿工作所の創立100周年を記念して出版された最新の粉体技術書です。粉体工学と粉体を取り扱う現場技術やノウハウなどとの「谷間」を埋め、双方の知見を融合して、現場の粉体技術者に「生きた粉体技術」を身に着けてもらうことを目的としました。一つ目に粉体工学の本質を分かりやすく解説。二つ目は、ハードルの高い、企業が独自に保有する技術、ノウハウの開示。三つ目は、粉体工学の専門家と企業の技術者が技術開発を行った「サクセスストーリー」を紹介します。随所にQRコードを挿入し、動画から視覚的に技術が理解できるようになっています。粉体技術の現場で起こる課題に挑戦する技術者には大いに役立つ一冊です。
(日本工業出版ホームページより抜粋)

雑誌

「エレクトロヒート」

写真:表紙画像

出版者:日本エレクトロヒートセンター
請求記号:Z545/D1
刊行頻度:隔月刊
所蔵状況:72[1993.11]から所蔵
(雑誌・新聞は貸出ししていません)

内容

最新の技術・事例のご紹介を中心に隔月(奇数月)で発行しています。今号の特集は「カーボンニュートラルの切り札!産業用ヒートポンプ」です。
(日本エレクトロヒートセンターホームページより抜粋)

当館では、改題前の「電熱」(22[1985.7]-71[1993.9])も所蔵しています。

2024年5月

図書

『ゴム・プラスチック材料の原因別トラブル事例と対策』大武義人著

写真:表紙画像

出版者:日刊工業新聞社 2024年刊
請求記号:578.2/45
資料番号:81800401 OPAC(蔵書検索)

内容

製品の大幅なコストダウンに貢献できるゴム、プラスチック材料は、あらゆる産業分野で使われているが、劣化しやすく、いちど劣化が始まると、物性などの低下から使用中に様々なトラブル、事故が多発する。本書では、実際の製品事故の解析に長年取り組み、その原因と対策を立ててきた著者がトラブル事例とその原因、対策を解説していく。
(日刊工業新聞社ホームページより抜粋)

2024年4月その2

図書

『地中レーダ』佐藤源之著

写真:表紙画像

出版者:コロナ社 2024年刊
請求記号:511.27/48
資料番号:81799462 OPAC(蔵書検索)

内容

地中レーダ(GPR)は、地下埋設物の検知、舗装道路の保全、遺跡調査、地質調査、地雷検知と幅広い分野で応用が進んでいる地下計測技術です。本書では電波工学について基礎的な説明は他に譲り、地中レーダに特有な技術を中心に解説しています。
(コロナ社ホームページより抜粋)

雑誌

「環境にやさしい非開削技術」

写真:表紙画像

出版者:日本非開削技術協会
請求記号:Z518/45
刊行頻度:季刊
所蔵状況:111[2020.4]から所蔵
(雑誌・新聞は貸出ししていません)

内容

非開削技術の普及、発展を通じて、広く社会公共の福祉の増進及び安全で快適な社会環境の実現に寄与することを目的に設立された日本非開削技術協会の機関誌。
今号の特集は「管内からの調査・探査・診断技術」です。
(一般社団法人日本非開削技術協会ホームページより抜粋)

当館では、改題前の「NO-DIG TODAY」(44[2003.7]-110[2020.1])と、更に前の「非開削技術」(1(1)(No.1)[1992.10]-(No.43)[2003.4])も所蔵しています。

2024年4月

図書

『ロボットの確率・統計』上田隆一著

写真:表紙画像

出版者:コロナ社 2024年刊
請求記号:548.3/504
資料番号:81799397 OPAC(蔵書検索)

内容

本書は、ロボットを作って動かすときに必要な確率・統計の知識をまとめようということで企画されました。
ロボットを組み立てる、制御やセンサー処理をプログラミングする、性能を評価する、ロボコンで作戦を立てるなど、ロボットだけに話を限定しても、さまざまな統計の知識、確率の計算が必要になります。そこで、話題をロボットに限定して、確率・統計の話に一通り触れてもらおうと考えました。
(まえがきより抜粋)