公開
2階窓面展示企画「もっと!かながわのアマチュア演劇」より
『アマチュア演劇のすべて』
全日本アマチュア演劇協議会 1973年 [K77.1/17]
1973年刊行当時のアマチュア演劇について、その現状、問題、戯曲、舞台技術、関係文献などがまとめられています。「アマチュア演劇とは何か」という疑問に応える一冊です。p.199~202には、各地の小劇場活動の一例として、横浜の「土曜小劇場」が紹介されています。
『教室を路地に!横浜国大vs紅テント2739日』
唐十郎・室井尚著 岩波書店 2005年 [K77.1/103]
1960年代に前衛演劇の旗手といわれ、一貫して独自の方法で演劇活動を続けてきた唐十郎氏は、1997年から2005年まで横浜国立大学教育人間科学部教授を務めました。彼は初講義で教室の黒板の真ん中を破り、「あっ、路地を抜けると、そこは教室だった!」という台詞とともに登場しました。それはまさに、大学の中に非日常的な演劇空間をつくりあげた瞬間でした。本書はその記録として、大学での活動がまとめられています。
展示資料の一部をご紹介します。
| タイトル | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 請求記号 |
|---|---|---|---|---|
| アマチュア演劇白書 戦後アマチュア演劇の歴史とその現状 | 日本アマチュア演劇連盟編 | 日本アマチュア演劇連盟 | 1968 | K77.1/44 |
| 青少年演劇脚本集 | 神奈川県立青少年センタ-編 | 神奈川県立青少年センタ- | 1965 | K96/4/1 |
| 馬車道の女 押川昌一戯曲集 | 押川昌一編 | 門土社総合出版 | 1991 | K96.1/10 |
新着のかながわ資料
『横浜パブリックアート大全』
飯島悦郎・村田真著、中川達彦〔ほか〕写真 BankART1929 2024年 [K70.1/111]
公共空間に設置された芸術作品を「パブリックアート」といいます。本書には、横浜市内のパブリックアートをほぼ網羅する全300点のカラー写真や地図が掲載されています。ガイドブックとしての一面もありながら、現在の問題点や今後の課題を挙げるなど、パブリックアートについて考えるきっかけになりうる一冊。
『いざ、豊島屋』
豊島屋を愛する委員会編 KADAKAWA 2024年 [K67.4/39]
鎌倉市の菓子店「豊島屋」の魅力とお菓子の数々を紹介した一冊です。神奈川県の銘菓としておなじみの「鳩サブレ―」や季節の上生菓子、鎌倉の名所をかたどった「名所まんじゅう」など、ページをめくるたびに色とりどりのお菓子が目に飛び込んできます。
新着資料の一部をご紹介します。
| タイトル | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 請求記号 |
|---|---|---|---|---|
| 南関東・弥生時代のムラの姿 大塚・歳勝土遺跡 | 高橋健著 | 新泉社 | 2024 | K22.1/26 |
| みんなおいでよ江の島であそぼうよ | 坪倉兌雄写真・解説 | 湘南社 | 2024 | K47.52/21 |
| ナポリタンの不思議 | 田中健介著 | マイナビ出版 | 2024 | K59.1/38 |
| 標本画家、虫を描く 小さなからだの大宇宙 | 川島逸郎著 | 亜紀書房 | 2024 | K72/198 |
| いわゆる「サザン」について | 小貫信昭著 | 水鈴社 | 2024 | K76.53/31 |
| ひとりじゃないよ | 小林理絵さく・え | 大学教育出版 | 2021 | K97/196 |