公開
新着資料から
『1歳で両親に捨てられた僕が湘南でラジオDJになった話』
DJ・HAGGY著 文芸社 2023年[K28.52/58]
著者は両親から育児放棄に遭い、茅ケ崎市の親戚に預けられて辛い少年時代を送りました。小学校5年生の時に旅先で盲腸炎になり、京都の病院に一人で入院します。その時、買ってもらったラジオによって、自身もラジオの仕事をしたいと思うようになりました。高等学校を卒業後、公務員を務めながら教員免許を取得し、中学校などの教師になります。その後、アナウンススクールに通って、結婚式の司会職などに就きました。平成7年(1995)に阪神・淡路大震災が起きると、防災の観点からコミュニティFMが各地で作られました。翌年、藤沢市にも「レディオ湘南」が開局し、著者にDJのオファーが回って来ます。
本書は、不遇な環境でも夢を諦めなかった著者が、24年間DJを務めたラジオ番組の放送とともに、自己の半生を振り返る形で進んでいきます。
『小田急は100年でどうなった? ロマンスカーとまちづくり 交通新聞社新書 170』
かつとんたろう著 交通新聞社 2023年[K68/696]
今年は、小田急電鉄株式会社の前身である小田原急行鉄道株式会社が設立して100年目に当たります。本書は、その歴史を辿るものですが、特に小田急電鉄の象徴であるロマンスカーに焦点を当てています。著者は鉄道に係る仕事をしたこともなければ、著作を出したこともないといい、鉄道の専門家としてではなく、小田急線沿線に生まれ育った住民としての視点が、随所に現れた内容となっています。
鮮やかなオレンジ色に彩られた流線形の車体で、オルゴール音のような独特の警笛を鳴らしながら、颯爽と走る初期のロマンスカーの姿は、沿線住民にとって憧れの的でした。当初は箱根や江ノ島へといざなう観光専用列車でしたが、近年は通勤にも対応した車両となっています。著者はそんなロマンスカーの役割の変化を、時代とともに追いかけています。
新着のかながわ資料
新着資料の一部をご紹介します。