図書館で学ぶ知的財産講座 第3回 著作権の基本 ・ 著作権にまつわる問題点
内容
知的財産権について、弁理士がわかりやすくお話しする全4回の講座です。
第1回から第3回で各法域の基本と実践的な内容をお話し、第4回知財検討会では特許裁判例の視点から学ぶことで、広い視野で知的財産権についてお伝えします。
日時
2025年1月24日(金曜日)14時00分から16時05分(13時30分受付開始)
当日スケジュール
第一部 「著作権の基本」
(14時00分から14時55分)
著作権をめぐる環境は、デジタル化・ネットワーク化の進展と共に、AIなどの新しい技術の活用により著しい変化を遂げています。
今回は、著作権の基礎的な全体像をご確認いただけるよう、著作権法の目的、著作物の要件、著作者、著作者人格権、著作権の内容、権利制限規定、著作権侵害などについて事例を交えながら、分かりやすく説明します。
講師 弁護士・弁理士 牧山 嘉道 氏(日本弁理士会関東会神奈川委員会 委員)
企業法務、知的財産権、情報セキュリティ、国際取引などに関する国内外の案件に従事。エンタテインメント分野における著作権に関わる事案に関与。
大学で著作権法の講義を担当するほか、NPOエンターテインメント・ロイヤーズ・ネットワーク理事長、日弁連法務研究財団法科大学院評価員など。
第二部 「著作権にまつわる問題点」
(15時05分から16時00分)
生成AIの急速な発展は、文章、イラスト、動画など、様々なコンテンツが、生成AIを利用して製作される時代となり、生成AIと著作権の関係について、(1)クリエイターの権利や利益に対する影響を懸念する声、(2)AIの開発・提供・利用に際して、意図せず著作権等を侵害してしまうおそれを懸念する声などが挙げられています。今回の著作権セミナーでは、文化庁が今年3月に取りまとめた文化審議会著作権分科会の報告書の内容を踏まえ、懸念の声の更なる解消や今後の検討課題とされていた部分を更に深掘りいたします。
講師 弁理士 高原 千鶴子 氏(日本弁理士会関東会神奈川委員会 委員)
企業特許部及び特許事務所意匠商標部において国内及び海外の知財事件に従事。独立後は中小企業の商標・意匠・農林水産物に関する知財事件の相談、出願業務に関与。
大学、企業等での知財事件の講師多数。
会場
神奈川県立川崎図書館 カンファレンスルーム
注意:会場開催のみ(オンライン受講はありません)
注意:第一部のみ、第二部のみの受講も可能です。
定員
30名(先着順)
お申込み期間
2024年12月24日(火曜日)12時00分から2025年1月22日(水曜日)23時59分
定員に達し次第、受付を終了します。
お申込み方法
Webのみで受付
申込数が上限に達した為、締め切らせていただきました。
受講料
無料
共催
日本弁理士会関東会、神奈川県立産業技術総合研究所
後援
神奈川県発明協会、INPIT神奈川県知財総合支援窓口
今後の予定
お問合せ
神奈川県立川崎図書館 企画情報課
〒213-0012 川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP 西棟2F
電話:044-299-7826