図書館で学ぶ知的財産講座 第2回 特許の基本 ・ 特許にまつわる問題点
内容
知的財産権について、弁理士がわかりやすくお話しする全4回の講座です。
第1回から第3回で各法域の基本と実践的な内容をお話し、第4回知財検討会では特許裁判例の視点から学ぶことで、広い視野で知的財産権についてお伝えします。
日時
2024年12月24日(火曜日)14時00分から16時05分(13時30分受付開始)
当日スケジュール
第一部 「特許の基本」
(14時00分から14時55分)
特許法の第1条には「発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励し、もって産業の発達に寄与することを目的とする」と規定されており、この「発明の保護」「発明の利用」に関連する様々な制度が導入されています。これらの制度を利用することで、企業は多大な利益を享受できますので、この「発明の保護」「発明の利用」に関連する制度を知ることは、企業が知的財産活動を行う上でとても大切です。
本講座では、制度を利用する上で理解しておきたい「発明の保護」「発明の利用」について、特に「発明の利用」を中心に説明したいと思います。
講師 弁理士 木下 茂 氏(日本弁理士会関東会神奈川委員会 副委員長)
電気メーカ知的財産部に勤務した後、弁理士試験に合格し、1991年に地元川崎に事務所を創設。企業等の国内外での知的財産の取得業務、顧問業務にあたる一方、2005年から明治大学理工学部・大学院で兼任講師として活躍。
第二部 「特許にまつわる問題点」
(15時05分から16時00分)
多くの方が、特許権の価値を社内に浸透させていくことに苦労されていることと思います。今回、経営戦略に資する知財情報分析・活用に関する調査研究(令和3年4月 特許庁総務部企画調査課)から、IPランドスケープの状況、効果や、課題・阻害要因を紹介します。課題・阻害要因は、特許権の価値を社内に浸透させていくための課題と共通するところが多く、課題を解決するきっかけとなるような講座にしたいと考えています。
講師 弁理士 安野 彰一 氏(日本弁理士会関東会神奈川委員会 委員)
食品企業での研究開発、知的財産部門で実務をおこない、2012年弁理士試験合格。知的財産部門の部門長を経て、現在、都内の弁理士法人勤務。特許出願、拒絶理由通知対応などを中心とした知的財産の業務をおこなう。
会場
神奈川県立川崎図書館 カンファレンスルーム
注意:会場開催のみ(オンライン受講はありません)
注意:第一部のみ、第二部のみの受講も可能です。
定員
30名(先着順)
お申込み期間
2024年11月20日(水曜日)12時00分から12月20日(金曜日)23時59分
定員に達し次第、受付を終了します。
お申込み方法
Webのみで受付
神奈川県立川崎図書館ホームページ神奈川県電子申請システム(外部リンク)にて受付けます。
受講料
無料
共催
日本弁理士会関東会、神奈川県立産業技術総合研究所
後援
神奈川県発明協会、INPIT神奈川県知財総合支援窓口
今後の予定
お問合せ
神奈川県立川崎図書館 企画情報課
〒213-0012 川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP 西棟2F
電話:044-299-7826