公開

図書館で学ぶ知的財産講座 第1回 商標の基本 ・ 商標にまつわる問題点

内容

知的財産権について、弁理士がわかりやすくお話しする全4回の講座です。
第1回から第3回で各法域の基本と実践的な内容をお話し、第4回知財検討会では特許裁判例の視点から学ぶことで、広い視野で知的財産権についてお伝えします。


日時

2024年9月27日(金曜日)14時00分から16時05分(13時30分受付開始)


当日スケジュール

第一部 「商標の基本」

(14時00分から14時55分)

商標は、皆さんの身近にも数多くありますが、その本質をよく理解することは思いのほか難しく、誤解もされやすいものです。
今回は、商標の本質をできるだけつかんで頂けるように、日常の体験や例を交えて、分かりやすく説明してみたいと思います。
そして、第二部で紹介する事例にも臨んで頂きたいと思います。


講師 弁理士 渡辺 貴康 氏(日本弁理士会関東会神奈川委員会 委員)
特許事務所・法律事務所・企業法務部・AIのスタートアップを経て、現在、都内の特許事務所で、商標・契約・紛争対応を中心とした知的財産・法務関連の業務を行う。
特許専門の特許事務所や商標データベースを提供する会社に対して、商標に関する顧問・アドバイザー業務も務める。国際取引法学会・著作権法学会に所属。


第二部 「商標にまつわる問題点」

(15時05分から16時00分)

「たけのこの里」、「AFURI」と「阿夫利」、「ゆっくり茶番劇」、「フランク三浦」、といった、商標を巡って裁判所や特許庁の審判部で実際に争われた事例を紹介します。立体商標の登録の是非は実際どのように判断されるのか?商標の類否はどのように判断されるのか?パロディー商標はどのように扱われるのか?などなど事例で学んで頂きたいと思います。


講師 弁理士 穂坂 道子 氏(日本弁理士会関東会神奈川委員会 委員)
東京と小田原の特許事務所で、中小企業のクライアントを対象に、知的財産権全般を広く扱う。
小田原で知的財産権の私的セミナーを15年継続開催。最近下北沢での開催も開始。
弁理士試験試験委員(特許法、意匠法)を3年間務める。アジア弁理士会 意匠委員会委員。
小田原箱根商工会議所 専属相談員、平塚商工会議所 専属相談員。


会場

神奈川県立川崎図書館 カンファレンスルーム

注意:会場開催のみ(オンライン受講はありません)
注意:第一部のみ、第二部のみの受講も可能です。


定員

30名(先着順)


お申込み期間

2024年8月27日(火曜日)12時00分から9月25日(水曜日)23時59分
定員に達し次第、受付を終了します。


お申込み方法

Webのみで受付
神奈川県立川崎図書館ホームページ神奈川県電子申請システム(外部リンク)にて受付けます。


受講料

無料


共催

日本弁理士会関東会、神奈川県立産業技術総合研究所


後援

神奈川県発明協会、INPIT神奈川県知財総合支援窓口


今後の予定

第2回・第3回・第4回のテーマ、日程はこちら


お問合せ

神奈川県立川崎図書館 企画情報課
〒213-0012 川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP 西棟2F
電話:044-299-7826