企業関係者と弁理士が集まり、知的財産に関する優れた文献の輪読を行い、各自の知識や意見を出し合って、参加者全員の知財に関する思考力や知識の向上を図る研究会です。

日時

各日2回開催いたします。
1回目15時30分から17時00分
2回目17時30分から19時00分(7月29日は17時20分から18時50分)
1回目と2回目は同じ内容を行います。

<Zoom受講も可能です>
注意1:ただし、Zoom受講の場合、音声が聞き取りづらい場合があります。
注意2:お申込み時に、会場受講かZoom受講かを選択する必要はありません。

ご来館の際は、必ず、マスクを着用していただき、体調が悪い場合は、無理にご来館されないようお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症拡大の状況等によっては、中止とする場合があります。

場所

神奈川県立川崎図書館 カンファレンスルーム

定員

各回10名(先着順)

司会・進行

保科敏夫氏(弁理士)
鈴木一徳氏(弁護士・弁理士)

参加者

企業関係者(従業員・経営者)または弁理士
企業でどこの部署に所属の方でもご参加いただけます。

使用教材

使用教材をお持ちの場合はご持参ください。
お持ちでない場合は当館所蔵の資料を複写する必要があります。(要複写申込み。実費負担、1枚10円)
複写の時間を考慮のうえ、少し早めのご来館をお願いいたします。

2021年
5月27日(木曜日)

テーマ「機能的クレーム」(主に権利取得段階)

教材は、『別冊パテント第20号』所収の下記論文です。
いずれも日本弁理士会のウェブサイトに掲載されています。

  1. 「機能的クレームのクレーム解釈と記載要件等について(三山峻司)」
  2. 「機能的クレームとサポート要件(岩坪哲)」
  3. 「化学分野における機能的クレームの権利解釈と記載要件(細田芳徳)」

2021年
7月29日(木曜日)

テーマ「機能的クレーム」(主に権利行使段階)

教材は、下記論文です。

  1. A.I.P.P.I. 2014 年 09 月号 710頁から

    「機能的クレームの解釈について : 文言侵害論・均等論」(重冨貴光)

  2. 知財管理 2014 年 09 月号 1446頁から

    「 続・判例研究(No.30) 機能的クレームの特許権侵害に関する事件 [東京地裁平成 25.10.31 判決] 」( 青柳 昤子)

  3. 知財管理 2016 年 01 月号 50頁から

    「 侵害訴訟における近年のクレーム解釈に関する研究 : 特に機能的クレームについて 」( 特許第 2 委員会)

  4. 発明 2020 年 01 月号 45頁から

    「 知的財産権判例ニュース 機能的クレームについて、明細書開示の具体的な構成に基 づいて技術的範囲を限定解釈すべきであるとの主張が否定された事例 [知財高裁令和 元 .10.30 判決] 」( 生田哲郎・佐野辰巳)

2021年
9月16日(木曜日)

延期

テーマ 「中小企業庁の『知的財産取引に関するガイドライン・契約書のひな形 』( 2021 年 3 月 31 日)を、企業関係者・弁理士・弁護士がそれぞれの視点で読む」

教材は、中小企業庁の「知的財産取引に関するガイドライン・契約書のひな形 」

https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/chizai_guideline.html(外部URL)

2021年
11月25日(木曜日)

テーマ 「中小企業庁の『知的財産取引に関するガイドライン・契約書のひな形 』( 2021 年 3 月 31 日)を、企業関係者・弁理士・弁護士がそれぞれの視点で読む」

教材は、中小企業庁の「知的財産取引に関するガイドライン・契約書のひな形 」

https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/chizai_guideline.html(外部URL)

2022年
1月27日(木曜日)

テーマ「発明のとらえ方」

教材は、『パテント』所収の下記論文です。
いずれも日本弁理士会のウェブサイトに掲載されています。

  1. パテント 2003 年 05 月号 4頁から
    「物」の発明と「方法」の発明の分類基準についての批判的考察・研究発表の部(加藤公延)
  2. パテント 2003 年 08 月号 2頁から
    「物」の発明と「方法」の発明の分類基準についての批判的考察・質疑応答の部(加藤公延)
  3. パテント 2019 年 07 月号 59頁から
    「 本当は怖いサポート要件と発明の本質 」(宮下 洋明)
  4. パテント 2020 年 12 月号 76頁から
    発明のカテゴリーと,「物を生産する方法の発明」のアドバンテージ(高石秀樹)

2022年
3月3日(木曜日)

テーマ「よい明細書とは」

教材は、下記論文です。

  1. 知財管理 2013 年 03 月号 297頁から

    「強い特許をめざして」(小林正和)

  2. パテント 2008 年 07 月号 48頁から

    「裁判官の明細書の読み方」(高瀬彌平)

  3. パテント 2013 年 04 月号 54頁から

    「請求項表現の改善案」(宮下 洋明)

  4. パテント 2013 年 11 月号 45頁から

    「対象発明の理解を通じたクレーム作成方法の提案 そしてその応用」(大瀬佳之)

延期となった9月16日に予定されていたテーマにつきましては、11月25日の「企業関係者と弁理士の知財研究会」で、繰り下げて開催しました。

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