平成23年度図書館カレッジ

聴く・見る・感じる 神奈川の名建築

写真:音楽堂、図書館、県庁、歴史博物館の外観の一部

  県立歴史博物館や県庁といった戦前の歴史的建築から、戦後モダニズム建築の祖、前川國男設計の図書館・音楽堂など、神奈川の名建築を連続講義(全4回)により紹介します。

  現地見学もまじえ、歴史的空間を実体験できるシリーズです。ぜひともご参加ください。

(写真)
左上:音楽堂、右上:県庁舎塔屋、
左下:歴史博物館ドーム、右下:県立図書館閲覧室

講師

吉田  鋼市氏(横浜国立大学大学院教授)

写真:吉田鋼市氏

略歴:横浜国立大学工学部卒、京都大学大学院博士課程修了。専攻分野:西洋建築史、近代建築史、建築理論、建築美学。委員・役員等:横浜歴史資産調査会(副会長)、建築史学会監事、横浜市文化財保護審議会委員、川崎市文化財保護審議会委員等。

主な著書:「図説 アール・デコ建築-グローバル・モダンの力と誇り」(2010 河出書房新社)、「トニー・ガルニエ」(2007 森北出版)、 「オーダーの謎と魅惑―西洋建築史サブノート」(1994 彰国社) 「ヨコハマ建築慕情」(1991 鹿島出版会)、「オーギュスト・ペレ」(1985 鹿島出版会)など多数。

各回の内容(吉田先生からのご案内)

第1回:11月5日(土)14:30~17:00(第1回のみ14:30からとなります)
■神奈川県の戦後モダニズム建築  【講義と県立図書館・音楽堂の見学】

  日本の戦後モダニズム建築の歴史は、県立近代美術館と県立音楽堂・図書館から書き始められることが多く、神奈川は戦後モダニズムの最先端の現場でした。これは、「会館知事」とも呼ばれた内山岩太郎が推進し、前川国男、坂倉準三といった建築家がそれに応えた成果ですが、その最高の実例である県立音楽堂・図書館を見学しながら、当時の建築の先端性と時代の溌剌さを実感したいと思います。

第2回:11月12日(土)13:30~16:00
■神奈川の名建築 ~県立博物館から神奈川県庁まで

  神奈川には、国の重要文化財や登録文化財となっている近代の名建築がたくさんあります。その主だったものの時代的な流れを概観し、特にその主流をなした古典主義様式建築のいくつかの実例によってドリス・イオニア・コリント・トスカナの各オーダーの魅力を味わいます。また、県庁本庁舎に典型的に見られるアール・デコの造形様式の性格と魅力についてもじっくり見たいと思います。

第3回:11月19日(土)13:30~16:00
■神奈川の名建築  【現地見学:1.神奈川県立歴史博物館 2.神奈川県庁】

  第2回目の学習を受けて、県立歴史博物館(明治37年竣工、国の重要文化財)と神奈川県庁本庁舎(昭和3年竣工、国の登録文化財)を見学します。日ごろは見られない部分も両施設のご厚意によって見学ができることになっています。この汲めども尽きない両建物の魅力をじっくり味わいたいと思います。

第4回:11月26日(土)13:30~16:00
■戦前の神奈川県営繕を担った人々とその活動

  戦前までの神奈川県の営繕組織は、最盛時には百数十人もの建築家を要するいわば県内最大の建築設計事務所でした。それを率いていたのが「偉大なるワンマン」とも評された成富又三です。彼の時代の県営繕の唯一の現存例が横浜地方気象台(当初は神奈川県測候所)ですが、加賀町警察署、横浜市大岡健康プラザ(県立商工実習学校)にも当初の造形が復元されています。これらを中心に当時の県の公共建築の魅力に迫りたいと思います。

場所

第1回、2回、4回:神奈川県立図書館  多目的ホール(講義)
第3回:神奈川県立歴史博物館(見学先集合場所)

定員

40名(応募者多数の場合は抽選)

受講料

5,000円(初回にご持参ください。)

申し込み方法

受付終了しました

問い合わせ・申し込み先

企画協力課まで
郵便番号220-8585 横浜市西区紅葉ケ丘9-2
電話:045-263-5918、FAX:045-241-0985

関連情報

前川建築設計事務所

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神奈川県立歴史博物館

写真で見る神奈川県議会の歴史

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