企画展示「オリンピックの歴史と名場面」開催中

 11月15日より近代オリンピックの名場面や選手を紹介する「オリンピックの歴史と名場面」を開催しています。近代オリンピックの創始者である「ピエール・ド・クーベルタン男爵」や、2016年までの夏季オリンピック31大会のうち23大会の選手について解説しています。
展示には、当館の所蔵資料から当時の写真が掲載されているものを選んでおり、白黒からカラーになっていく様など、写真技術の発展を見ることも出来ます。

 また、館内の音楽・映像コーナーでは1992年バルセロナ大会までの名場面を収録した映像資料『オリンピック100年の歴史』を視聴することが出来ます。(展示期間終了後より貸出可能となります)
 各選手の展示パネルには『オリンピック100年の歴史』の収録巻を記載していますので、ぜひ当時の映像もあわせてご覧いただければと思います。『オリンピック100年の歴史』は全16巻(うち第10巻欠号)となっており、惜しくも展示パネルで紹介できなかった選手たちの活躍も多く収録されています。

 展示解説には、テレビドラマ『いだてん』で取り上げられた金栗四三選手、バロン西と呼ばれアメリカでも人気を得ることとなった馬術の西竹一選手、見事女子初の4連覇を達成した伊調馨選手など日本人選手も多く紹介しています。

 ところで、冒頭でも触れましたが、パネルにはひとりだけスポーツ選手ではない人物を取り上げています。近代オリンピックの創始者であるピエール・ド・クーベルタン男爵です。
 今回は解説パネルよりクーベルタン男爵について紹介します。(一部抜粋)
 フランス貴族の家系に生まれたクーベルタンは、学校教育への体育導入の活動をしていく中で、オリンピア祭を復活させることが体育の普及のみならず、平和の鍵にもなると考えるようになります。貴族としての手腕を存分に振るい、「パリ国際スポーツ会議」にて、オリンピック大会復興が満場一致で可決。1896年、参加国14ヵ国、参加選手男子のみ244人の記念すべき第一回近代オリンピックアテネ大会が開催されました。

 展示は2020年2月12日(水)までとなります。クーベルタン男爵からはじまる近代オリンピックの名場面や選手を、ぜひ見にいらしてください。

(県立図書館調査閲覧課 展示担当)