図書館大公開「本が棚に並ぶまで」を開催しました


 4月14日(日)、図書館大公開「本が棚に並ぶまで」を開催しました。
この講座は、タイトルどおり、本が棚に並ぶまでに図書館で行う様々な仕事をご紹介するもので、毎年行っております。今年は116名のご応募があり、90名の方にご参加いただきました。

 最初に新館4階セミナールームで、パワーポイントを使用して、当日の簡単な流れをご説明した上で、半数の方にはそのまま選書についてご説明しました。図書館の資料の種類から、その中心である日本語で書かれた一般書について、選書留意点や選定基準をこまかくお伝えし、あわせて県立川崎図書館や他の県機関、市町村の図書館との役割分担等もご紹介しました。その後、選書ツールとして使用している「新刊情報」に掲載されている順に、1冊ずつ、選定準備のために担当が通常行っているとおりに予備調査を実演しました。著者の経歴、当館の所蔵状況、目次、内容、類似資料の有無等の調査すべき項目を、書店ホームページや当館OPAC(蔵書検索)、図書館業務システム、出版者ホームページやCiNii(国立情報学研究所が運営する学術データベース)、大学の機関リポジトリなどの画面を示しながらご説明しました。
残りの半数の方には新館2階の事務室に移動して、グループに分かれて、図書の書誌データ等の入力や装備の作業を、実際に行っている流れに沿って見学していただきました。
 後半は会場を移動して、前半説明を受けた方はご見学、前半見学をされた方には選書のご説明をしました。大勢の方にご参加いただいたため、会場移動に不安がありましたが、思いのほかスムーズにご移動いただけました。ご協力、ありがとうございました。

 ご回答いただいたアンケートには、「一冊の本が棚に並ぶまでの労力の大変さを知りました」「これから本を借りる時よりありがたみを感じると思います」など、うれしいご感想がありました。また、本の修理や書庫見学についてのご希望もありましたが、こちらについては図書館大公開の別メニューでご用意がありますので、またご参加いただけましたら幸いです。
 

(県立図書館図書課 講座担当)