司書の出番「ものづくりカフェ」を開催しました。

 12月8日土曜日、県立川崎図書館では、ものづくりカフェ「見えない磁気(・・)がとっても役に立つというお話」を理化学研究所(理研よこはまサイエンスカフェ)と共催で開催しました。
 これまで当館ではサイエンスカフェというタイトルで開催していましたが、移転を契機に、「ものづくり情報ライブラリー」として、新たにタイトルを「ものづくりカフェ」と変更して開催しました。
 今回講師には、理化学研究所 放射光科学研究センターNMR研究開発部門 仲村高志氏をお招きして講義をしていただきました。
 前半の講義では講師の仲村先生のプロフィールと理化学研究所の紹介から始まり、身の回りにある磁気を使っているものの紹介、磁場、永久磁石、電磁石について解説をしていただきました。
 休憩時間前にあらかじめ参加者に配布していた実験のセットを使い、講師と参加者でモノポールモーターの実験をしました。
 実験手順は、①電線(銅線)を真ん中で二つ折りする。②電線の端を反対に折り曲げてハート形を作る。③端を手前に90度折り曲げ、④鉄の土台の上に、手でしっかりつかんだネオジム磁石を近づけて上に載せる。⑤手でしっかりつかんだ電池を載せる。⑥ハート形の電線を載せ、上の頂点が電池のプラス極に、下側が土台の筒部分側面に当たるようにする(床面には当たらないようにする)。
 最終的に乾電池の上に置いた銅線が回転し続ければ実験成功です。参加者の中には、回転させることがなかなか出来ない人もいれば、回転はするがうまくバランスが取れず、すぐに銅線が電池から落ちてしまうという人もいましたが、成功・失敗に限らず、みなさん意欲的に実験に参加されていました。
 休憩を挟んだ後半の講義では、モノポールモーターの解説と、人が作れる最高の定常磁場の強さと、各国の世界最高磁場のNMR磁石開発競争、超伝導が切り開く未来、超伝導磁石が創りだす先端機器、MRIの原理、講師達の開発目標などについて解説していただき、最後に参加者が付箋に記入提出した質問に対して、仲村先生に丁寧に回答していただきました。
 講義が終了した後も、仲村先生に質問をするために会場に残られている熱意のある方が多く、ご協力いただいたアンケート結果も満足度がとても高い結果となりました。
 次回のものづくりカフェは2月に企画していますので、是非ご参加いただければと思います。

(企画情報課 ものづくりカフェ担当)