新春雑感 今年も読書で人生を豊かに。

 新年おめでとうございます。本年も皆様にとりまして明るい良い年になりますようお祈りいたします。

 新年の風物詩の一つに年賀状があります。最近はスマホの普及によりSNS上で新年の挨拶をすることが増えているそうです。おせち料理を食べながら年賀状の配達を楽しみに待つ、そんな情景は遠くなりつつあります。
 閑話休題、今年(平成31年)は4月30日で終わり、5月1日から新たな元号が始まります。日常生活で使用したいと思うのは元号か西暦か?昨年秋に新聞社が実施した調査結果によれば、若い世代ほど西暦派が多いものの、全世代ではほぼ同じ割合になりました。
 元号をもっと知りたい方にお勧めの本を紹介します。

『元号 年号から読み解く日本史(文春新書)』 所功、久禮旦雄、吉野健一著 文藝春秋 2018 資料番号:23024045 請求記号:210.02/1032  OPAC(所蔵検索)
 この本は、元号と時の権力者とのかかわりや、新元号の決定プロセスを紹介しています。我が国ではこれまでに「大化」から「平成」まで247の元号が使われてきました。新しい元号名は元号法により政令で定め、国民が願う理想の時代にふさわしい漢字2文字で表わされます。改元前に新元号名を予想してみてはいかがでしょうか。

 もう一冊は、気分転換にお勧めの本です。
『絶景本棚 (本の雑誌社)』 本の雑誌編集部 本の雑誌社 2018 資料番号:22997001 請求記号:024.9/24 OPAC(所蔵検索)
 『絶景本棚』は、読書家や本に関わる著名人の「本棚の風景」を紹介する写真集です。
 まずページを捲ると書棚の大量の本に驚かされ、続いて一冊ずつ本を見るうちに、持ち主の本に対する思いを感じることができます。本が整然と並ぶ景観に陶酔させられたかと思えば、書棚に収まらず、床に乱雑に積まれた本の光景に思わずニヤリとさせられる、バラエティに富んだ「絶景」が見られます。本は読むだけでなく見ても楽しい。そう思える本です。

 県立図書館では、今年も様々な本、雑誌や視聴覚資料を提供し、多くの方に「人生をいきいきと豊かに暮らす」お手伝いができればと願っています。職員一同、皆さんの利用をお待ちしています。

(県立図書館長 此田雅之)