「神奈川県立川崎図書館おもいでかるた」ができるまで

 5月12日から9月30日まで、県立川崎図書館2階のミニ展示コーナーにて、これまでの歴史を振り返る内容の「川崎図書館のあゆみ」をテーマに展示を行いました。展示中、何度か展示品を足しました。終盤には「神奈川県立川崎図書館おもいでかるた」を追加しました(このページの下からもダウンロードできます)。

 ある日、作業エリアに「県立川崎図書館のかるたの文言を考えてみよう」というペーパーが置かれていました。このかるた企画は、展示担当者のTさんの発案です。電気関係の雑誌『OHM』2016年12月号(オーム社刊行)に、写真を絵札にした「送電線かるた」が付録として付いていました。Tさんは、当館にも新旧の写真がたくさんあるので、このような写真を使ったかるたを作ることが出来るはず、と考えたそうです。余談ですが、Tさんはアニメの「ちはやふる」が好きだそうです。
 まず、読み札の文を考えていきました。字数がほどよい長さ、新旧様々な出来事を紹介する、内容の偏りや重複を避ける、絵札になる写真がある、などが条件です。「る」などは困りましたが「思い浮かぶのは、“ルール”くらいだよね」や、「れ、は“レファレンス”。いや、“列”にしようか」とTさんと頭をひねって考えました。読み札には短い解説文を付けました。これを読めば、その札の意味がわかります。
おおまかな読み札の文章が決まると、続いて絵札の準備です。絵札の作成は私に任されました。
 カラー写真はなるべく最新の写真を使用しようと、カメラを抱え、館内にとどまらず館外にまで出かけて撮影を行いました。絵札は右上部に読み札の文の頭文字を付すため、実際の絵札になるところをイメージしながら構図を考えました。これにはなかなか苦戦しました。特に“む”の写真は難しく、どう工夫を凝らしてもアピールしたい部分が隠れてしまい、サイズを変更したり切り取り部分をずらしたりしながら試行錯誤して作成しました。

 こうして短い期間に作ることができました。かるたを初めどう展示するのかを決めずに作り始めましたが、立体的になるよう厚みをつけ、ボードに貼って、展示会場に掲示することにしました。「神奈川県立川崎図書館おもいでかるた」が9月1日に無事お披露目となりました。

 多くの方にご覧いただいた「川崎図書館のあゆみ」の展示は9月30日で終了しました。会場で実施していたクイズにもたくさんの方に回答していただきました。ありがとうございます。
 かるたは、神奈川県立川崎図書館のホームページからダウンロードできます。以下のリンクからもご覧いただけるので、是非遊んでみてください。県立川崎図書館がどんな図書館であるのか、楽しく遊びながら知っていただけると幸いです。

神奈川県立川崎図書館おもいでかるた(PDF:3762KB)
※かるたの内容は2017年9月時点のものです。

(県立川崎図書館:一番好きな札は“し”です)