ミニ展示「単位のあゆみ」を開催中

 1月13日(金)から5月10日(水)まで、県立川崎図書館2階の展示コーナーにおいて、ミニ展示「単位のあゆみ」を開催しています。
 重さや長さなどといった単位には様々なものがあります。スーパーに行けば肉はグラム単位で売っていたり、テーマパークでは1m以上など身長で制限が加えられるアトラクションがあったり、ふと周りを見渡すと単位の表記は案外とすぐにみつかるのではないかと思います。
 今回の展示では、そんな身近なメートルやキログラムを中心とした単位の、これまでとこれからについて紹介しています。また、見て楽しむだけでなく体感できる展示もご用意しております。1キログラムや1貫の重さ、1メートルや1ヤードの長さ、実際に触って、持って、感じてみてください。
 パネルや展示物は神奈川県産業技術センター計量検定所の方にご協力いただきました。『キログラム原器』や『メートル原器』のレプリカといった、初めてみるものから『分銅』など学校で見たことがあると思う懐かしいものまで、さまざまな「長さをはかる」、「重さをはかる」道具たちを紹介します。
 展示コーナーで目につくのが、基準手動天びんです。なによりもそのサイズ。設置の際には台座が入るかどうか、扉の幅を見ながらの搬入でした。搬入時はバラバラの状態でしたので、黒い円盤と大きな台座とでこれがなんなのか全く想像がつきませんでした。組みあげていただいてようやく、確かに天秤だと認識できました。
 搬入時とのギャップが大きかったものと言えば、メートル原器もその一つです。黒い筒の中に収められていた時には、大砲かなにかかとも思いました。この原器は、その大砲のようなケースとともに展示されています。こちらもどうぞご覧ください。
 個人的なおすすめは分銅です。おそらく多くの方が学生時代、理科の実験で触ったことがあると思います。1キログラムから1ミリグラムまでの様々な重さの分銅が、きれいにケースに収まって入っている様子が、なんとも整然としてぴかぴかとしてかっこいいのです。
 まだまだ紹介できなかったものが多くあります。ぜひ直接ご覧ください。ご来館お待ちしております。

 また、2月25日(土)には、展示関連講演会「キログラム原器の役割終了へ」を企画しております。日本計量史学会会長の内川恵三郎氏をお招きし、単位の成り立ちや、1キログラムの基準として利用されてきたキログラム原器についてお話いただきます。詳しくはこちらをご覧ください。(関連講演会「キログラム原器の役割終了」へリンク)

 ミニ展示の詳細につきましては、当館ホームページをご覧ください。
(県立川崎図書館職員:好きな単位は「mol」)