「中学校出前授業」へ行きました

会場の様子 11月末、県立川崎図書館から職員3名で市内の中学校へ伺い、「仕事をすることについての授業」をしてきました。 これは「川崎区企業市民による中学校出前授業」という事業で、キャリア教育の一環として「働くとはどういうことか」について、中学生と働く大人が一緒に考える、という内容です。 川崎区が事務局となっている「川崎区企業市民交流事業推進委員会」の事業の一環として昨年から実施されているそうで、この委員会に当館がメンバーの一員になっていることから、今年初めて参加をさせて頂きました。

 当日は川崎区内13の企業や組織から講師役の皆さんが集まりました。さすが、京浜工業地帯を支える川崎区、大きな工場を持った名立たる企業の名前が並んでいます。作業着姿の方も見られます。ほかにも銀行や飲食店など、多彩な顔ぶれです。
 対象は中学2年生。生徒から希望を募り、7~8名ずつの少人数のグループで各教室に分かれて、45分間の授業を行います。
 全体説明があった後、各グループの代表生徒が迎えに来て、教室まで案内してくれました。私たちが教室として希望したのはやっぱり「図書室」です。木製の書架に囲まれて陽が射し、壁には生徒作品のポスターが貼られている温かい雰囲気の中、授業開始です。
 始めは図書館についての紹介をしました。図書館にもいろいろな種類があって、県立の図書館は身近な市町村の図書館とは異なる役割を持っていること、県立川崎図書館はほかとちょっと違って理科の本や雑誌をたくさん所蔵していることなどを説明しました。 それからそれぞれ、どうして司書という仕事についたのか、仕事をしていてこんなことが面白い!という体験を話しました。
 その後は質問コーナーです。「1日何時間働きますか?」という素朴な疑問から、「仕事に大切なことは?」「仕事をしていて嫌なことは?」「大変だったことは?」など、答える方もしばし考えるような内容まで、色々な質問をもらいました。 「この仕事をしていなかったら何をしていた?」との質問では、同僚から思いもよらぬ答えが出てきてびっくりした場面もあり、あっという間の45分間でした。

会場の様子 授業終了後は全体の報告会がありました。各グループ代表生徒による報告では、そのしっかりした報告ぶりに「中学生の時の自分はこんなにきちんとできていたかな?」とわが身を振り返り感心することしばし。 それぞれ様々な職種の体験談ではあっても、「人の役に立つことが仕事のやり甲斐」「仕事は1人ではできない。コミュニケーションが大切」「挨拶はきちんとできるようにしよう」など共通のキーワードもたくさんありました。
 私たち自身にとっても仕事についてあらためて考え、見つめ直す機会となりました。図書館を選んで参加してくれた生徒の皆さん、貴重な機会をくださった関係者の方々に御礼申し上げます。

(川崎図書館「中堅」職員3名)