「社史フェア2014 レポート」

 社史フェア2014「社史フェア2014」が、6月25~27日に県立川崎図書館にて初開催されました! 2013年刊行の当館受入れ社史(DVD・CD-ROM含む)231点が展示され、当日ご来場の方には、簡単なアンケートと、「社史フェア2014リスト一覧」をお配りしました。近年の社史をまとめて閲覧することができ、最近の社史傾向がつかめるということもあり、長時間閲覧される方が多く見られる滞在型展示となりました。

 200冊を超える2013年刊行社史の内容は様々で、会社の歴史を詳細に記録した社史、業界全体の歴史を理解できる社史、会社の歩みをノンフィクション形式で綴った社史、社員参加コーナーを設けた社史(社員の一言コメント、川柳コーナー、座談会、インタビュー、対談ete…)、ビジュアルに美しいレイアウトや写真を交えた社史、自分たちのプロダクトをシンプルに紹介する社史など、立ち止まって読みたくなるような社史が並びました。また、東日本大震災後の対応について記載する社史が多く見られたのが印象的でした。
社史フェア2014 内容以外にも様々な工夫が見られ、形態1つとってみても、社史の代名詞(?)である「布張り(シート貼り)の厚い本+ケース」の王道を行く社史があれば、手軽に配布することができそうな薄い冊子形態の社史、単行本形態の社史、DVDを付録にした社史など様々見られました。会社の生業にちなんだ靴下をカバーにした社史やトラックをモチーフにしたケースなど、ユニークなものも登場しました。(画像参照)
 また、読み手を意識した社史も多く見られました。本史に送付相手の名前が印字された社史(当館にご寄贈いただいた社史にも「神奈川県立川崎図書館 御中」と印字されています!)、外国人社員向けに日本語版・外国語版両方を製作した社史、気軽に読むことができるマンガ形式の社史(!)、文字だけでは伝わりきらない音声・映像記録や過去に刊行した社史を収録した電子媒体(CD-ROM、DVDなど)付きの社史など、社史を手に取ってもらおう、会社の歴史を知ってもらおうという社史製作者の意識が感じられました。今回、社史フェアの開催を通じて、改めて社史というものの多様さや、社史にかけられた製作者の方々の熱量を再認識し、社史の更なる可能性を感じました。ご来場くださった方にも、何か得るものがあったとすれば幸いです。社史フェアで展示された社史は、すべて社史室にて閲覧できます。ご興味のある方は社史室にお越しください。

 今回、社史フェア2014を開催できたのも、ご寄贈いただいた皆様のおかげです。今後とも社史のご寄贈お待ちしております!

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(県立川崎図書館 科学情報課 社史フェア担当)