DVD上映会「偉大なるオブセッション フランク・ロイド・ライト/建築と日本」

DVD上映会ポスター 
 7月2日(水)13:30(13:00開場)より、県立図書館、新館1階多目的ホールにて、DVD上映会を開催します。今年度のDVD上映会は3回予定していますが、その1回目として、「偉大なるオブセッション フランク・ロイド・ライト/建築と日本」を上映します。
 フランク・ロイド・ライトは、20世紀を代表する建築家であり、近代建築の3大巨匠のひとりと言われています。数々の独創的な建築物を設計し、世界の建築界に多大な影響を与えてきました。彼の作品は、時代を越え、今でも世界中の人々を魅了し続けています。
 日本にも、彼の作品がいくつか残されています。特に、旧帝国ホテルは彼の日本における代表的な作品のひとつです。現在は、その一部しか見ることはできませんが、エントランス部分は、愛知県犬山市の明治村に移築され、有形文化財として登録されています。
 また、自由学園明日館と旧山邑邸(ヨドコウ迎賓館)は、国の重要文化財に指定され、建設当初の敷地で保存されています。これらは、ライトの作品を今なお実際に見ることができる貴重な建築物です。
 今回上映する作品は、ライトと日本の関わりを中心に制作されたドキュメンタリー映画です。ライトに関する資料の紛失や散逸、ライトを知る第一世代の喪失などに直面した制作者が、大切なものが失われる前に記録することが重要であると考え、この映画が作られました。そのため、豊富な資料と研究者や建築家などへのインタビューにより構成されています。
 ライトの人生は、波瀾万丈であり、常に輝かしい光があてられていたわけではありません。ライトは、日本の浮世絵をはじめ日本の美術を好み、多くの日本人とのつながりがありました。日本との関係は、彼にとっても、日本の建築界においても、大きいものであったと窺い知ることができます。彼が日本で仕事をする中で、親交のあった建築家たちの功績についても、この作品の中で触れられています。この上映会で、ライトの“創造的精神”をぜひ感じていただけたらと思います。
 この上映会を機に、ライト関連の本を読んでみたり、ライトの建築を見る旅に出かけてみたり、ご来場いただいた方の何か次につながるきっかけとなることを願っています。
それでは、当日、皆さまのご来館をお待ちしています。事前申込は不要ですが、先着順になりますので、ご了承ください。

当館所蔵の「フランク・ロイド・ライト」に関する資料はこちらから。

(県立図書館職員:DVD上映会担当)