4月2020

『新編イソップ寓話』川名澄訳 アーサー・ラッカム絵

『新編イソップ寓話』 川名澄訳 アーサー・ラッカム絵
風媒社 2014年  資料番号:22738942 請求記号:991.7/3
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 今回ご紹介する「イソップ寓話」。みなさま人生の中で一度は、それも多分ご幼少の頃に出会っているのではないでしょうか。あるいは、それとは認識せずとも、日常の中でさまざまなお話に触れているはずです。なぜなら、それほどまでに深く日本文化に浸透しているからです。たとえば「ウサギとカメ」、「おおかみ少年」、「北風と太陽」などが挙げられます。出典を気にすることもなく、文脈の中で例えに利用していたあの話、この話。実は「イソップ寓話」が原典だったということもあります。なぜこんなにもなじみ深いのでしょうか。本編を読みつつ、そんなふうに感じていたところ、訳者の解説で丁寧に回答をいただいた思いになりました。
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『腎臓のはなし』坂井建雄著

『腎臓のはなし』 坂井建雄著 中央公論新社 2013年 資料番号:22671085 
請求記号:491.34/9  OPAC(所蔵検索)

 自分の身体について、私たちはどのくらいのことを知っているのでしょう。普段の生活の中で「あ、今、心臓が全身に血液を送っているな」とか「お、肺で酸素と二酸化炭素を交換しているぞ」などと感じる機会はほとんど無いと思います。しかし、意識しなくても当たり前のように動く身体は、無数の複雑な仕組みで成り立っており、そのひとつひとつを紐解くとおもしろい発見がたくさんあります。本書はその中でも「腎臓」に焦点を当て、機能、進化や研究の歴史、健康との関連性について解説した資料です。 続きを読む・・・

『新聞の正しい読み方』松林薫著

『新聞の正しい読み方』 松林薫著 NTT出版 2016年 資料番号:22863021 請求記号:070.4/198  OPAC(所蔵検索)

 日々のニュースはネットで、という方も多いのではないでしょうか。短時間で自分の得たい情報だけを得るには最適です。このような時代になぜ新聞を取り上げるのか。それは、新聞には記者の圧倒的な取材力によって生み出される信頼性と正確性があり、得られる情報の偏りを防ぐことが出来るからだと著者は語ります。
 元日本経済新聞の記者で、金融・証券、年金、財界などの分野を担当してきた著者は、そもそも新聞記事とは、記者が読者に発するメッセージなのだと言います。 続きを読む・・・