『技術屋の心眼』 E.S.ファーガソン著

『技術屋の心眼』 E.S.ファーガソン著 藤原良樹、砂田久吉訳 平凡社 1995年 資料番号:81220303 請求記号:502 57  OPAC(所蔵検索)

 初版から30年近く経た今でも、技術者の入門書として評価されている一冊です。
ファーガソンは序文で、「技術によって生み出された人工物に含まれている知識は、どんなものであれ科学がもたらしたものにちがいない―科学の時代と言われる今日、こうしたあまりにも安直な考えが一般的となっている。これは現代の俗説の一つであり、そうした俗説は、技術に携わる人々がわれわれの住んでいる世界を形づくるに際して、科学的とはいえない多くの決定―大きなものも小さなものも―をしていることを無視している。日常使用している多くの物体が科学の影響を受けていることはたしかである。しかし、それらの形状、寸法、外観は、技術に携わる人々―職人、技術者、発明家―によって、科学的ではない思考法を用いて決定されてきたのである。」と書いています。 続きを読む・・・