7月2019

ものづくりカフェ「知ろう!活かそう!AI研究―AIにおける機械学習とものづくりへの展開―」を開催しました。

 6月12日水曜日、県立川崎図書館において、ものづくりカフェを開催しました。
今回のテーマはAI(人工知能)。ものづくりカフェとしては初めて、平日夕方の開催としたところ、たくさんの方にお申込みいただき、AIに対する関心の高さを感じました。
講師には、横浜国立大学大学院環境情報研究院教授の長尾智晴先生をお招きしました。長尾先生は大学でのAI研究の傍ら、自らも大学発のベンチャーを起業され、AI技術を活用した製品の開発研究に携わるほか、講演会やセミナーで講師をされるなど、多方面でご活躍中の方です。当館が「ものづくり技術を支える機能」に特化していることも踏まえ、ものづくりやビジネスの場で求められるAIの研究や技術の現状などについて、お話しいただきました。 続きを読む・・・

『北欧旅行記』 メアリ・ウルストンクラフト著

『北欧旅行記』 メアリ・ウルストンクラフト著 堀出稔訳 金星堂 2018年 資料番号:
23043177 請求記号:293.89/109 OPAC(所蔵検索)

 新館1階にある女性関連資料室の新刊コーナーでこの本を見つけた時には、懐かしい名前に胸が高鳴りました。学生時代にフェミニズムについての講義を受講したときに、メアリ・ウルストンクラフトを知りました。

 まず、本を開くと厳めしい顔つきの著者の肖像画が目に飛び込んできます。この旅行記は、ウルストンクラフトが彼女の代表作である『女性の権利の擁護』執筆後、スウェーデン、ノルウェー、デンマークへ旅した時の旅行体験をもとにしたものです。手紙形式で書かれていて、25通の手紙は当時の恋人のギルバート・イムレイ宛てに書かれたものだそうです。その内容は、旅行記という名の通りに旅の記録を描くことに終始しているばかりではありません。そこには彼女の思想が強く反映されて、彼女の人間観、自然観、世界観が強く打ち出されています。 続きを読む・・・

「16ミリ映写機操作技術認定講習会」

 リールに巻かれたフィルムや映写機といったものに触れることなく生きてきましたが、令和元年の今年、昭和30年から実施されているというこの講習会に職員という立場で初めて参加させていただきました。

 前日準備のためにポータブル型と呼ばれる3台の映写機を講習会会場に運びましたが、これがサイズの割に重い。鉄の塊という重さです。同サイズで類似の機能を持つ最近のプロジェクターとはまるで違います。翌日実際に動かすことになるのですが、そこにはリモコン一つで再生できない面白さがありました。

 16ミリ映写機操作技術認定講習会とは、16ミリフィルムを上映するのに必要な知識と技術を習得するためのものです。修了者には「16ミリ映写機操作技術認定証」が送られます。当日は水島雅一先生、五味清先生、中丸和良先生を講師としてお迎えし、13名の受講者の皆さんと一緒に勉強させていただきました。

 午前中は、当館で所蔵する16ミリフィルムの貸出方法や映画会を開催する上での注意点などを当館職員が説明。その後、水島先生による講義となりました。講義は映画の歴史から始まり、映写機の構造、映写の知識、そしてご自身の経験されてきた映写会のエピソードなど盛り沢山の内容でした。
 午後からは実機に触れての映写機操作実習です。用意した3台はそれぞれ操作方法が異なりますので、映写機ごと3名の先生がつきっきりで指導してくれました。初めは操作に戸惑いましたが、連続するフィルムの回転音は耳にとても心地よく、練習用に用意された古いアニメーションの傷やノイズも昔の映画という趣で味わい深いものがありました。
 締めくくりとして、指定された映写機での上映会本番さながらの実技試験と、午前中の講義内容のペーパーテストが行われました。一日で講義と実技と試験を終わらせるというハードスケジュールでしたが、全員無事認定証を取得することができました。

 次回の講習会は12月4日(水)を予定しています。募集開始は11月1日(金)から、先着12名、電話のみのお申込みとなっています。興味がおありの方は是非お電話ください。

(16ミリ講習会担当)