11月2017

「たてものツアー」を開催しました。

 秋晴れの10月11日(水)、「たてものツアー」を開催しました。
 日本近代建築の旗手と呼ばれている前川國男が設計した、県立図書館、音楽堂、青少年センターの3館を巡るツアーです。平日にもかかわらず、定員30名に対して倍以上のお申込みがあり、建築に対する熱い関心が伺えました。
 2016年にル・コルビュジエの建築作品が世界遺産に登録されたことを受け、彼の弟子である前川にも注目が集まっています。県立図書館では2016年11月に「図書館建築の歴史と未来を語り合う」と題し、講演会と図書館、音楽堂、青少年センターの建築ツアーを行いました。その日、音楽堂については公演があるため、外観を見学するに留まりました。参加者からは「音楽堂の中も見学したかった」という声が寄せられ、今年は音楽堂の設備点検日に日程を合わせて開催することとしました。

 今回のツアーは音楽堂からスタート。 続きを読む・・・

平成29年度 文字・活字文化の日記念講演を開催しました

 10月28日(土)、毎年恒例となりました「文字・活字文化の日記念講演」を開催いたしました。毎年、文字や活字に興味を持っていただけそうなテーマで講演会を行うのですが、今年はオビをテーマにいたしました。
 オビとは、本の表紙や外箱にまかれていて、本の内容の紹介や推薦文が書かれている細長い紙のことで、腰帯とか腰巻、帯紙ともよばれています。そう説明すると「ああ、あれね」と皆さまご存じかと思いますが、これまでオビをテーマにまとまって書かれた本はありませんでした。そのオビを中心に据えた「オビから読むブックガイド」を2016年に出版された、本のオビ研究会・主催の竹内勝巳氏に「オビからはじまる読書の愉しみ」と題して、ご講演をいただきました。 続きを読む・・・

『日本の名橋完全名鑑』 日本橋梁建設協会著

『日本の名橋完全名鑑』 日本橋梁建設協会著 廣済堂出版 2013 81556607 請求記号:515/65  OPAC(所蔵検索)

 みなさんは、橋が造られたきっかけをご存知ですか?
 もともと橋という発想は、人々の生活にはなかったそうです。橋が造られる前には、川の中を横断するか、渡りやすいところを遠回りして過ごしていたようです。ところがある日、嵐が吹き荒れたあとに川へ行ってみると、川岸の木が倒れて川をまたいでいるのを見つけ、そこで濡れることなく楽々と川を渡れることに気が付いたそうです。これが橋の始まりではないかと考えられています。自然が作り上げた偶然で、人々は橋というものを学んでいきました。以来、人々は橋のありがたみを知って、たくさんの橋を造り利用していくようになったといいます。日本の記録では、4世紀に橋があったことを『日本書紀』が伝えており、約1600年経った現在、日本中のどこでも橋を見ることができます。 続きを読む・・・