私のオススメ本

『ナチスから図書館を守った人たち』 デイヴィッド・E・フィッシュマン著

『ナチスから図書館を守った人たち』 デイヴィッド・E・フィッシュマン著  羽田詩津子訳  原書房 2019年 資料番号:23057763 請求番号:238.84/5  OPAC(所蔵検索)

 あなたは、生か死か、絶体絶命の時に、1つだけ持ち出していいと言われたとしたら、何を持っていきますか。お金ですか、食糧ですか、衣類ですか。
 この本に出てくるユダヤの人々が持ち出した物は、記録した紙や本でした。

 本書は、ナチス・ドイツに占領されたリトアニアの首都ヴィルナ(現在のヴィリニュス)でナチスに迫害されたユダヤ人たちが、ユダヤ民族の文化を守り、次世代に継承していこうとして命懸けで奮闘する姿を描いたノンフィクションです。 続きを読む・・・

県立図書館で“知的刺激”に満ちた1年を

 新年あけましておめでとうございます。元号が令和となってから、最初に迎える新年をいかがお過ごしでしょうか。昨年は、相次ぐ台風により、東日本を中心に各地で甚大な被害が発生しましたが、今年は、明るく平穏な1年となることを願うばかりです。 続きを読む・・・

『水族館の文化史』 溝井裕一著

『水族館の文化史』 溝井裕一著 勉誠出版 2018年 資料番号:23010259 請求記号:480.76/133 OPAC(所蔵検索)

 あなたが水族館に魅力を感じるのは、どのような瞬間でしょうか。大きなサメと沢山の魚が大きな水槽の中で一緒に泳ぐ、圧倒的な迫力を目にした時ですか。あるいは、イルカやシャチ、アシカとトレーナーによる楽しいショーを見ているときでしょうか(私はお風呂に浸かるカピバラを見るとホッコリします)。

 水族館は、私たちが普段目にすることができない水中世界を体験させてくれます。宇宙旅行が現実味を帯びてきた現代にあっても、海には多くの神秘や謎が残されており、我々はその一端を水族館で感じることができます。それでは、この魅力的な施設はどのように発展して現在の形に至ったのでしょうか。 続きを読む・・・