私のオススメ本

『文学問題〈F+f〉+』 山本貴光著

 
『文学問題〈F+f〉+』 山本貴光著 幻戯書房 2017 資料番号:22979009 請求記号:901/258  OPAC(所蔵検索)

2018年は「明治維新150年」という記念すべき年でした。当館でも「神奈川と明治 ~躍動する神奈川・明治新時代」と題したデジタルアーカイブを公開するなど、様々な取り組みを行いました。そんな明治時代を生きた日本を代表する作家に、夏目漱石がいます。今回は、彼の作品を論じた本をご紹介したいと思います。
 さて、突然ですが皆さんは「文学とは何ですか?」と問われたら、何と答えますか?なかなか難しい質問なのではないでしょうか。夏目漱石は英国留学から帰国し、東京帝国大学で講師をしていた時に、この「文学とは何か」について論じた講義を行いました。そしてその講義をもとに作成されたのが、『文学論』という作品です。
 本書では現代語訳などを交えながら、漱石の文学論を「読み直し」ます。その上で、それを「鵜呑みにする」のではなく、それを「手がかりとして私たち自身の文学の見方を確かめ、更新」しようとします。 続きを読む・・・

『日本の洋食』青木ゆり子著

『日本の洋食』
青木ゆり子著 ミネルヴァ書房 2018年 資料番号 23014152 請求記号 383.81 160 
OPAC(所蔵検索)

 日本の料理の中には、カレーライスや豚カツ等海外から日本に入ってきて、土地の風土や日本人の味覚に合うよう変化をした料理が少なくありません。本書では、洋食だけでなくラーメン等海外にルーツを持つ日本の料理を紹介しています。日本が外国の料理をいつごろ、どのように受け入れたか、海外と日本の交流の歴史も知ることができます。 続きを読む・・・

『図説・世界の蓄音機』 三浦玄樹著

『図説・世界の蓄音機』 三浦玄樹著 マック杉崎監修 三玄社 1996年 資料番号:20864005 請求記号:547.33/8  OPAC(所蔵検索)

 1877年12月、発明王トーマス・アルバ・エジソンは、声や音楽を録音し再生する人類初の機械を完成させました。蓄音機の誕生です。

 本書は世界の蓄音機の最初期モデルから、蓄音機完成期(1930年代)の名器までを、400点を超える図版と詳細な説明で記した、蓄音機の本格的研究書です。
 約20年間をかけて数百台にのぼる蓄音機を検証し、製造会社別に解説しています。名器ばかりではなく実験的な機械や珍品もあり、様々な蓄音機を見ることができます。 続きを読む・・・