私のオススメ本

『Window Scape3 窓の仕事学』 東京工業大学塚本由晴研究室編

『Window Scape3 窓の仕事学』 東京工業大学塚本由晴研究室編 フィルムアート社 2017 資料番号:81679920 請求記号:524.89/24/3  OPAC(所蔵検索)

「窓のまわりには、光や風などの自然のふるまいと、そこに寄り添う人間のふるまいがある。」
 世界各地の窓を調査し、気候風土と文化慣習の調和した窓のあり方を明らかにした『Window Scape』シリーズ。その第三弾、『Window Scape3 窓の仕事学』を紹介します。
 私がこの本を見ていると、旅好きの同僚が覗き込んできて、「この建物に以前訪れたが、窓の仕組みや役割には気が付かなかった。」と話していました。私自身も窓について深く考える時間を持つことはなかったのですが、窓のふるまいや仕事学という言葉に惹かれ手にとった本書から、窓本来の意味を感じることとなったのです。 続きを読む・・・

『地球家族 世界30か国のふつうの暮らし』 マテリアルワールド・プロジェクト著 

『地球家族 世界30か国のふつうの暮らし』 マテリアルワールド・プロジェクト著 TOTO出版 1994年 資料番号:21727565 請求記号:361.63/70   OPAC(所蔵検索)

 いきなり個人的なことで恐縮ですが、日々増え続ける荷物に頭を悩ませています。この荷物、全部家の外に出して整理し直せたらいいのになぁと思いますが、そんなことが叶うはずもなく・・・それを実際にやってしまったのが、今回ご紹介する本です。
 本書は、様々な国の家族の姿をとらえた写真集です。世界30か国で、平均的家庭とされる家族を選び、家の外に彼らの所有物を全部並べてもらい、一家の集合写真を撮るというコンセプトが面白いです。前半は家族の集合写真と日常生活のスナップ写真が、家族構成や所有物リスト、カメラマンの滞在レポートとともに収められ、後半は各国の統計データや家族のプロフィールなどがまとめられています。写真は補足されている情報とともに眺めることでよりじっくり観察することができます。屋外の集合写真は、その土地の景色や社会情勢を鮮明に伝えています。
 表紙を飾るマリの家族は 続きを読む・・・

『旅する前の「世界遺産」』 佐滝剛弘著

『旅する前の「世界遺産」』 佐滝剛弘著 文藝春秋 2006年 資料番号:21955406 請求記号:709/206  OPAC(所蔵検索)

 姫路城・原爆ドーム・富士山。これらの共通点は・・・皆さんご存知の通り「世界遺産」です。世界遺産は現在1073件(2017年7月時点)。うち国内は21件。今や世界遺産登録となると多くの人々が訪れ、地域振興に一役買っているようです。マスメディアに踊らされていると感じつつも、興味がわいてしまうのは私も同じです。しかし、そもそも世界遺産とは何か?その疑問に答えてくれるのが本書です。
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