『約束の力』山﨑康晃著

『約束の力』 山﨑康晃 著  飛鳥新社 2018年 資料番号:60742996 
請求番号:K78.1 / 202 OPAC(所蔵検索)

 横浜スタジアム、9回表、青く染まったスタンドに響き渡る「ヤ・ス・ア・キ」コール。横浜DeNAベイスターズ不動のクローザー、山﨑康晃選手がマウンドに上がるお馴染みのシーンは、野球ファンならずとも、目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。本書はベイスターズの、そして今や野球日本代表の絶対的守護神として期待される康晃選手が、これまでの人生で培ってきた経験を書き綴った1冊です。 続きを読む・・・

『猫語の教科書』 

『猫語の教科書』 ポール・ギャリコ著 筑摩書房 1995年 資料番号:21385026 請求番号:645.7/4
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「………で、結局のところ、犬と猫、どちらの方が可愛いの?」

 この問いは、長年に渡り議論し尽くされ、おそらく永遠に答えは出ないであろう問いだと思うのですが、『猫語の教科書』は、読むと、猫の持つしたたかさや小悪魔性が浮き彫りになり、それまで猫派だった人がたちまち犬派に寝返ってしまう危険性を孕んだ本です。何故かというとこの本は、人間を魅了し、その家庭を乗っ取ることによって生き延びた一匹の雌猫が、後続の猫たちに向けてそのテクニックを余す所なく語るという内容であり、この本を読んでしまうと、我々人間が支配しているはずのこの世界は実はそうではないのではないか、深い部分において我々は支配される側なのではないか、と思わされてしまうからなのです。 続きを読む・・・

『新編イソップ寓話』 

『新編イソップ寓話』 川名 澄訳 アーサー・ラッカム絵
風媒社 2014年  資料番号:22738942 請求記号:991.7/3
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 今回ご紹介する「イソップ寓話」。みなさま人生の中で一度は、それも多分ご幼少の頃に出会っているのではないでしょうか。あるいは、それとは認識せずとも、日常の中でさまざまなお話に触れているはずです。なぜなら、それほどまでに深く日本文化に浸透しているからです。たとえば「ウサギとカメ」、「おおかみ少年」、「北風と太陽」などが挙げられます。出典を気にすることもなく、文脈の中で例えに利用していたあの話、この話。実は「イソップ寓話」が原典だったということもあります。なぜこんなにもなじみ深いのでしょうか。本編を読みつつ、そんなふうに感じていたところ、訳者の解説で丁寧に回答をいただいた思いになりました。
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