『ママ、もっと自信をもって』 中川 李枝子著

『ママ、もっと自信をもって』 中川 李枝子著 日経BP社 2016年 22877286 請求記号:M10 ナカ OPAC(所蔵検索)

 作家の「中川李枝子」と聞いてピンと来る方は児童書に興味をお持ちの方でしょうか。でも「ぐりとぐら」「いやいやえん」の作者と聞けば、知っている方は多いのではないでしょうか。他にも小学校の国語教科書に掲載の「くじらぐも」や「となりのトトロ」の主題歌である「さんぽ」の作詞などを手掛けています。

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『ず・ぼん 19 図書館とメディアの本』ず・ぼん編集委員会編

『ず・ぼん 19 図書館とメディアの本』ず・ぼん編集委員会編 ポット出版 2014年 22883219 請求記号:010.5/153/19  OPAC(所蔵検索)

 すごくニッチで、熱い雑誌です。この雑誌はまず試みが熱いです。ポット出版は自社ホームページで『ず・ぼん』バックナンバーの全文記事を公開しています。もちろん記事の著者からオーケーがもらえたものに限ってなのですが、これをはじめて知ったときは衝撃を受けました。利益を得ることよりも、「情報を伝える」というメディアとしての目的を大切にしているのだと感じました。(最近の何号かは目次のみの公開です。)そして、繊細な話題にもザクザク切り込んでいく記事ばかりなので、読んでいてドキドキします。『ず・ぼん 19』では著作権の扱いがテーマのひとつとして取り上げられているのですが、 続きを読む・・・

県職員生活を振り返って

 2017年3月、県立の図書館を退職する司書は4人います。「県立の図書館に一番長く勤務している人」へと執筆依頼があり、就職当時に思いを馳せ、書き始めました。しばし、昔話にお付き合いください。
 1978年4月、県庁で辞令を頂き、車で迎えに来てくださった事務の方に連れられて着いた先は、藁葺き屋根の残る川崎市多摩区(現在は麻生区)の県立高校でした。『子どもの頃、授業では「川崎は公害の町」と習ったのに、藁葺き屋根?ここは一体どこ?』と衝撃を受けました。私の就職1日目は、こんな思いから始まりました。
 新設3年目の学校は、 続きを読む・・・