やさしい科学しんぶん  No.64(2014.3)

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やさしい科学コーナーへ行ってみよう

   川崎図書館1階には、子どもから大人までサイエンス(科学)に親しめる本をあつめた「やさしい科学コーナー」があります。
2013年4月から、やさしい科学コーナー入口に、毎月いろいろなテーマにそった本を紹介する展示をはじめました。
この1年、どのようなテーマで紹介してきたのか、振り返えるとともに、本も紹介します。

■4月 私たちの身近にある建築  家について

   第1回目は、「家」をテーマに本をあつめました。家に関する本をあつめてみると、家のしくみ、家づくりにかかわる仕事、家を建てる道具などさまざまな本がありました。
「くうねるところにすむところ 子どもたちに伝えたい家の本」シリーズは、建築についてわかりやすい絵本です。


家の内側がどのようになっているのか、家がどのように建てられていくのか、イラストでわかりやすく解説しています。 『建物できるまで図鑑 木造住宅』 絵/瀬川康秀 文/大野隆司 出版/エクスナレッジ 2012年 請求記号527

■5月 愛鳥(あいちょう)週間(しゅうかん)

   毎年5月10日~16日は「愛鳥週間」なので、鳥をテーマにしました。
身近な鳥に関する「ツバメのくらし」「スズメの大研究」や、「はじめてのバ-ドウォッチング」などの本を展示しました。


この本では春と夏に見られる野鳥にスポットをあてています。
『鳥の自由研究(町のまわりで観察 春夏)』 写真/吉野俊幸 文/寒竹孝子 絵/高橋和枝 出版/アリス館 2013年 請求記号488

■6月 時(とき)

   飛鳥時代、天智天皇が日本で初めての時計を作り、鐘を打った日が6月10日と日本書記に記録が残っており、6月10日が「時の記念日」と制定されました。時・時間にまつわる本をあつめました。


「時間」とはいつ、どのようにしてはじまり、どのように決めてきたのか。「時間」にまつわる色々なふしぎがわかる1冊です。
『時間の大研究 暦のしくみから自然界の時計まで』  監修/池内了 出版/PHP研究所 2012年 請求記号421

■7月 夜空をながめてみよう

   夏の夜空を見上げるのに役立つ本をピックアップ。
「星と宇宙のふしぎ109」「ぼくはいつも星空を眺めていた」「望遠鏡で見た星空の大発見」などの本を紹介。


月のふしぎなみりょくを、ちょっとだけ科学的、天文学的な見方で、絵と写真でわかりやすく解説しています。
『月のかがく』 監修/渡部潤一 絵・文/えびなみつる 写真/中西昭雄 出版/旬報社 2011年 請求記号446

■8月 自然観察に出かけよう

   8月のテーマは夏休みの宿題に役立つ自然観察。
自然観察にでかける前の準備の仕方、昆虫や植物のさがし方、つかまえたときの育て方についての本を紹介しました。


自然観察に行く時の注意事項や服装・持ち物も紹介されているので、はじめての自然観察でも役立ちます。
『めざせ!フィールド観察の達人』 著/飯村茂樹 出版/偕成社 2003年 請求記号460

■9月 防災について

   1923年9月1日に関東大震災というとても大きい地震災害がありました。この地震を教訓として、災害への備えをおこたらないようにと、9月1日が「防災の日」になりました。年に一度、万が一の備えを見直すのに役立つ本をあつめました。


72時間=3日間。この3日間を生きぬくために必要な知識を学べる1冊。
『72時間生きぬくための101の方法(子どものための防災BOOK)』 著/夏緑 絵/たかおかゆみこ 写真/國森康弘 出版/童心社  2012年 請求記号369

■10月 おいしくたべよう

   食欲の秋という言葉があるように、秋は一年の中でおいしいものがたくさんある季節です。お肉、お魚、野菜、お米などの食材は、どのような段階を経て、わたしたちの食卓にならぶのでしょうか。食についての本をあつめました。


米と麦からできている食べ物・飲み物が大集合。中には意外な食べ物があるかもしれません。
『すがたをかえる米・麦(身近な食べもののひみつ1)』 監修/幕内秀夫・神みよ子 出版/学習研究社 2006年 請求記号596

■11月 紅葉がりにでかけよう

   樹木が色づく季節、紅葉がりにぴったりな本をあつめました。「紅葉・落ち葉・冬芽の大研究」「紅葉のふしぎ」などの緑の葉っぱが赤・黄色にかわるしくみや、「日本のどんぐり大図鑑」など、どんぐりの楽しみ方も紹介。


「クヌギ」「カシワ」「コナラ」「マテバシイ」「アラカシ」「アベマキ」これは全部ドングリの種類。みんなが拾うドングリはどんな名前かな?
『ぼくのドングリ図鑑(ちしきのポケット12)』 絵・文/盛口満 出版/岩崎書店 2010年 請求記号657

■12月 冬の気候と私たちのくらし

   冬はどうして寒いのでしょうか。寒いとどうして雪がふるのでしょうか。そのどうして?を地学の観点から本を紹介。「地球のふしぎを科学する」「雪と氷の大研究」などの本をあつめました。


寒くなると私たちの生活や体は、どのような変化がおこるのか?同じシリーズで「暑さとくらし」も合わせて読んでみてください。
『寒さとくらし(図解こどもエコライフ)』 監修/宿谷昌則 著/鈴木信恵 出版/ほるぷ出版 2012年 請求記号590

■1月 お菓子の本

   2014年1月1日に「かっぱえびせん(カルビー)」「ハイクラウン(森永製菓)」が、2月1日に「ガーナチョコレート(ロッテ)」が販売50年になりました。長年にわたって愛され続けているお菓子に関する本をあつめました。


日本人が食べてきた食の歴史には、お菓子の歴史ものっています。和菓子・洋菓子・駄菓子が写真で紹介しています。
『身近なものの進化図鑑3 食料品』 作/スタジオダンク 出版/汐文社 2013年 請求記号502

■2月 大作戦!!

   大作戦!をテーマに、本当にあったプロジェクトの話をあつめました。「マンモス復活大作戦」「小惑星探査機「はやぶさ」宇宙の旅」「ガラパゴスに木を植える」など読みごたえのあるものばかりです。


2011年8月にリニューアルオープンした水族館の裏舞台を大公開。生き物をまじえた引っ越しは見ものです。
『サンシャイン水族館リニューアル大作戦(このプロジェクトを追え!シリーズ)』 文/深光富士男 出版/佼成出版社 2012年  請求記号480

■3月 電気のふしぎ

   1878年3月25日に、日本ではじめての電灯が点灯されたことに由来し、毎年3月25日は電気記念日になりました。記念日にあわせて電気に関する本をあつめました。「絵でみる電気の歴史」「わたしもファラデー」など。


電気について、電池と豆電球の実験でわかりやすく解説。豆電球がより明るく光るのは、電池を直列にする?並列にする?
『電気のとおり道 回路とスイッチ (いたずら博士の科学だいすき1-2)』 著/板倉聖宣ほか 出版/小峰書店 2013年  請求記号427

1年分の展示内容を紹介してきましたが、今後も展示は続けていきます。
やさしい科学コーナーには、化学、宇宙・天文、植物・動物、建築、食べ物、乗り物などの本をそろえています。
図書館に来たときは、やさしい科学コーナーの展示をみて、ぜひ本も借りてください。

■科学実験教室を開催! ギシギシプロペラをつくりました。

   昨年12月に、小学生を対象とした科学実験教室を開催しました。今回は、昔から親しまれている「ギシギシプロペラ」というおもちゃを工作しました。
   ギシギシプロペラは、ギザギザのみぞがある棒の先端にプロペラをつけ、みぞを別の棒でこすると、プロペラが回るというもの。 プロペラが回るひみつは「振動」でした。子どもたちは、自分で作ったギシギシプロペラを上手に回して、振動について学びました。
   工作の他に、振動に関する実験を行いました。ギシギシプロペラと同じしくみを持つ「皿まわし」をしたり、振動で音をつたえる「糸でんわ」を使って数人で会話したり、とても楽しい実験でした。
   最後の解説では、バイオリンや太鼓など、振動で音が出る楽器があることや、自然の現象である地震も振動のなかまであることを学びました。
   川崎図書館では、今後も科学実験教室を開催する予定です。次の教室もお楽しみに。



   今回は、川崎図書館の1階にやさしい科学コーナーがあることを知ってもらえるよい機会になりました。川崎にきたら図書館に遊びに来てください。では、また次号!