雑誌で発見!24号

  暮らしのなかに、身近な「科学」をみつける秋はいかが。自然科学・工学・産業技術系の資料を中心に収集している当館の新着雑誌から、食問題、情報リスク管理、ロボットなど最新技術、サイエンスを楽しめそうな記事をピックアップしてみました。ふだん手にとる機会の少ない専門分野以外の雑誌に、思わぬ発見があるかもしれません。読みたい雑誌記事は、カウンターにお申しつけください。

*『雑誌名』 巻号 (発行年月) 〈請求記号〉 ■特集名/記事名 の順に記載しています。ご不明な点は、お気軽におたずねください。

『Science Window :科学するこころを開く』2008 Dec.(2008年12月)〈ZJ〉
■特集  ウイルス :それは何? どうつき合うか
  ウイルスは、私たちに生命の本質を教えてくれる / 正体を探っていこう / いつ誰が発見したのか? / どうやって増殖するの? / たかがインフルエンザ、されど / ウイルスは生きているか / 新型インフルエンザウイルスから身を守る術

  ウイルスの正体から今からできることまで、わかりやすくビジュアルに解説。私たちはウイルスとどうつき合っていったらいいかも考えてみましょう。

『ビオフィリア』Vol.4 no.4 冬号(2008年12月)〈Z460/32〉
■特集  感染症を知る
  新型インフルエンザのパンデミック対策:鳥インフルエンザから新型インフルエンザ発生への危惧と準備の必要性 / 細菌によって引き起こされる食中毒 / 命定めの病「はしか」:近年の麻疹の流行とその対策 / 沈黙の臓器に忍び寄るウイルス:ウイルス性肝炎 / 多くの新興感染症出現のもとZoonosis:動物由来感染症 / 再興した感染症「結核」の診断・治療・予防法

  地球上にはきわめて多くの人と動物がひしめいています。人の健康は人だけでなく、動物はもちろんのこと、人や動物を取り巻く環境、そのものが健康でなければ、人も動物も地球も健康を維持できなくなっています。社会全体の危機管理対策と備えが必要です。

『ビルと環境』no.123(2008年12月)〈Z528/B〉
■特集  インフルエンザと環境衛生
  Ⅰ.インフルエンザとは / Ⅱ.インフルエンザワクチン / Ⅲ.感染症法とインフルエンザ対策 / Ⅳ.新型インフルエンザ / 一目で分かる専門用語 インフルエンザ分野

  オフィスビルのような閉鎖空間、狭く換気の悪い部屋では、空気中にウイルスが浮遊し、家具等にはウイルスが付着!? まずは、部屋の換気と加湿、マスクと手洗い、ワクチン接種を!

『オペレーションズ・リサーチ :経営の科学』Vol.53 no.12(2008年12月)〈Z535/O〉
■特集  エージェントベース社会シュミレーションの動向と展望
  新型インフルエンザに対するパンデミック対策プログラムとプロジェクト分析 ほか

  病原体の排出抑制、場や個人の汚染の減衰、個人汚染防止、空間密度対策など、対策フィルターの重ね合わせにより、感染症の大流行(パンデミック)防止の社会対策をデザインする方法論を検証しています。

『現代化学』no.454(2009年1月)〈Z430/G〉
  Watch / 抗インフルエンザ薬タミフルの化学:その誕生から現在まで

  どこかの国で流行すると世界中に広がる可能性が強い新型インフルエンザ。その危機感が高まり、抗インフルエンザ薬の備蓄が進められています。薬剤の安定供給を目指して世界中でタミフルの合成ルートの開発が行われています。開発者の個性と現代合成化学の魅力と実力が見えてくる。

『グリーン・エージ』no.419(2008年11月)〈Z519/G〉
記念講演 / 企業におけるCSRの意味

  日本緑化センター主催「第27回工場緑化推進全国大会」で行なわれた、緑化の取り組みに戦略的な視点をすすめる、企業の社会的責任(CSR)をテーマとした記念講演の記録です。持続可能な社会に向け企業は何をなすべきで、何をしなければならないのか。地球環境、温暖化、エネルギー、食糧…人類の抱えるさまざまな問題から考えています。そこで重要になるのは環境経営。キーワードは、生物多様性。生物多様性の保全を視野に、より戦略的な視点を組み込んだ企業活動を展開して、企業価値を高めることをすすめています。

『標準化と品質管理』Vol.62 no.1(2009年1月)〈Z501.7/H〉
  CSR最前線 / コーポレート・レピュテーション(企業の評判)とCSR

  コーポレート・レピュテーションは、企業の持続的発展に役立ち、企業価値の創造に貢献するものです。攻めと守りの両面からの企業価値創造の背景に"社会的責任"ということが強く存在感を増しています。コーポレート・レピュテーションを高める源泉、社会的責任の企業経営領域の観点から、コーポレート・レピュテーションの向上、毀損防止のため企業として取り組まなければならないポイントを概説します。

『土木学会誌』Vol.93 no.12(2008年12月)〈Z510/D1〉
■特集  食糧問題と土木:食の安定確保に向けた地域づくり
  1.世界の食糧・資源の争奪戦に日本はどう対応するか / 2.建設帰農が拓く地平 / 3.持続可能な地域づくりと都市農業の役割

  世界規模での人口増加、食生活の高度化、異常気象等による農業生産性の低下などの要因で、食料の需給バランスがくずれ、食料不足になる可能性が…。我が国の今後の社会基盤のあり方を考えると、食料自給率の向上や地産地消は重要課題。食料問題解決のため土木が貢献できることを探ります。

『ニュートン』Vol.29 no.1(2009年1月)〈Z405/N〉
  連鎖する異常気象 :太平洋,インド洋,北極海…。一つの"異常"が,数千キロ先の気象をかえる

  熱波や寒波、豪雨や干ばつ。こうした極端な気象は、実は単独で発生することはほとんどありません。同時にさまざまな場所で発生し、世界各地へ連鎖し、影響をあたえます。ラニーニャ現象、インド洋ダイポール現象、北極海の海氷減少…。温暖化によって、この連鎖がどのように変化するのか? 分析が急がれます。

『RikaTan 理科の探検』Vol.2 no.12(2008年12月)〈Z400/1〉
■特集 進化論の目で生物を見よう!
  ダーウィンは見たか? 眼の前で起こっている進化 / オスとメスの大きさはどうやって決まるのか? / 進化の生き証人 / 進化は野外で起こっている / 東洋のガラパゴス小笠原諸島:進化の現場を見に行こう / 進化系統樹ってどう決めるの? ほか

  私たちの遠い祖先が陸上進出したときにその動物が初めてみた景色は、どんな世界だったでしょうか? 進化系統樹をたどりながら想いをはせてみませんか。

*あとがき* ナガイモのタンパク質にインフルエンザの感染を抑制する働きがある! ニュースに科学の進歩を感じる小さな発見です。