ミニミニ展示・伝記コーナー
3階科学技術室の科学者、技術者の伝記コーナーでは、分野別に被伝者をまとめ、また、テーマを設けて展示(貸出可)も行なっています。
「蘭学のススメ」?!前野良沢と福沢諭吉 ~江戸の科学者たち~
終了しました。
今年は、140年前(1869年)に杉田玄白の写本『和蘭事始』(『蘭学事始』ともいう)を、福沢諭吉が明治期に入り、偶然手に入れ、刊行した年です。
杉田玄白は、近代医学の夜明けとうたわれた『解体新書』を翻訳したことで有名ですが、『解体新書』は玄白を含む3人の同志による共同翻訳でした。1人は諭吉と同じ中津藩(大分県)の大先輩にあたる前野良沢、もう1人は杉田玄白と同藩(小浜藩)の中川淳庵。
「一滴の油を広い池の水に落とすと、だんだん広がって池全体におよぶという。これと同じように、前野良沢、中川淳庵、わたしの3人の心が合わさって、かりそめに思いついたことが、今や日本中に広まり毎年翻訳の本も出ると聞いている」
『蘭学事始』杉田玄白
諭吉は先人たちの苦労を思い、その剛勇に驚き、大変感動します。また諭吉は、もう一点、不思議な因縁で前野たちと繋がっていたのですがそれは一体どんなことだったのでしょう?
今回は、江戸の蘭学者・前野良沢と、日本で最初の科学入門書『訓蒙 窮理図解』(1868年刊)を書いた福沢諭吉たちをご紹介します。
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